リキッドアイライナーはもう使わない。
リキッドアイライナーは時代遅れです!
とSNSなどで発信している美容家さんや記事を目にすることがあります。
ですが、今もドラッグストアの店頭にはリキッドアイライナーはならんでいますし、新作も次々と出ています。
書きやすさや使い心地が気に入っていて愛用している女性も多くいらっしゃることは事実です。
ではなぜ、時代遅れだと言われるようになったのでしょう。
- なぜリキッドアイライナーは時代遅れに?
- どこが時代遅れと言われているの?
- 今どきのアイラインってなに?
これらが知りたい方はぜひ最後までお付き合いください。
リキッドアイライナーが時代遅れと言われる理由

デカ目メイクを意識した黒くて太い線
以前は、アイラインを太くしっかりと書くことで目に主張をもたせていました。
目を閉じたときも力強さを感じて、開けたときもぱっちりと目が開いていることを意識させるそんなメイクでした。
ギャルメイクが流行った時期でもあったので、つけまつげや濃いアイメイクに負けないよう、ブラックで筆の半分から奥側を使って太く描くことが主流となっていました。
また、ナチュラルやシンプルが好まれている今の時代には、笑っていても、人工的でどこか圧のかかる表情に感じられるのです。
目頭から目尻までブラック1色を使用する
アイラインといえばブラック、というイメージを持っている方は多いです。
これは、まつげや瞳の色に黒が多いことが関係していると言われています。
瞳の色も、日本人は黒い色素を持っている割合が多いので、ブラックは馴染みやすく見た目も自然に見えることが理由としてあげられます。
しかし今は、エクステやマスカラでまつげの密度を増やすなどまつげが少ない人が増えています。
瞳の色も、茶色く見える人が増えたり、カラーコンタクトをしているために瞳の色が茶色やその他の色に変化していることも少なくありません。
このように、流行の変化があるにも関わらずアイラインだけは変わらない、状態にあるので、「時代遅れ」と感じたり表現されることが多いのです。
時代遅れと言わせない今どきのアイライン

線は細くインラインをイメージして
今はより自然に見えるメイクが好まれています。
太く主張のある線ではなく、細く、もともとまつげが生えている線と変わらないくらいで少しだけ伸ばす方法が主流です。
描く場所はインライン。
まつげとまつげの生え際の間を埋めるラインのことを指します。
このインラインを描く事によって、まつげの本数をつけまつげで増やさなくても目ヂカラが付きます。
ライン自体は細いですが、目やまぶたとの境界線としてはっきりと見えるラインになるのでほどよい強さを持った目に仕上がります。

幅は目尻のみやや長めに書いておくと、目の幅が広がり自然な大きさに見えますよ。
まつげの量はマスカラで調節すればOK。
アイラインは一発勝負と言われているので、初心者にはハードルが高いと感じますが、インラインは点と点を線でつなぐ作業をしているイメージです。
少しづつ足りないところを描いていく描き方をするので初心者の方にも実践しやすい方法ですね。
ブラウンを使って自然に抜け感を作ろう


色も、ブラックからブラウンへと変わっています。
瞳の色や髪の色をブラウンにしている女性は多く、ブラウンの方が自然に感じられます。
また、ブラックより薄く肌にも近い色になります。
なので馴染みやすくやわらかな印象を抱きやすいのが特徴です。
メイクはされていて、アイラインは引いているのでぱっちりとした目元ではあるが主張はあまりせず気にならないという間隔を相手に与えます。
その人に馴染んでいる、という感覚も抜け感のひとつです。
今ではラメのないブラウンのアイシャドウをアイライン代わりに引くという方法もあります。
アイラインほどはっきりとラインを出さず、ナチュラルさを全面に出していきたいときはおすすめです。
目尻だけに引くのも自然でおすすめ
インラインは引かずに、目尻の延長線のみを引くという方法もあります。
アイラインは、目尻のはねやタレ具合で印象が決まります。
はねていれば強く真っ直ぐな印象
たれていれば可愛さや優しい印象
を持ってもらうことができます。
また、目の幅を伸ばして目を大きく見せられるのも目尻のラインなので、目を大きくみせる効果も目尻にラインを引くことだけで実現できます。


リキッドアイライナーの新作は続々と


時代遅れとは言われているものの、リキッドアイライナーは今も新作が次々と出ています。
メイクの方法が変わっていても、若い世代の子たちもリキッドアイライナーを使用しています。
では、新作として出ているリキッドアイライナーはどのような商品なのでしょうか、見ていきましょう。
プチプラコスメ、ブランドコスメともに紹介していきます。
ラブライナー リキッド
ラブライナーのリキッドアイライナー。全5色展開です。
発色も描きやすさも抜群のリキッドアイライナーです。
ペンの持ちやすさや安定したラインが描ける点もおすすめで、速乾性がありにじみにくいです。
つい触ってしまった、ということが多い目元なのでにじまない点は妥協したくないですよね。
ヒロインメイク プライムリキッドアイライナー
落ちないマスカラで知られているヒロインメイク。全3色展開です。
マスカラだけでなくアイライナーも多数展開しています。
ペンシルタイプもありますが、こちらのリキッドタイプは筆がやわらかくて描きやすいのが特徴です。
涙や汗で落ちにくく、1日キープしてくれるので化粧崩れしないのは嬉しいです。
アイメイクは滲んでしまうとパンダ目と言われるように、自他共に驚く見た目になってしまうので避けたいですよね。
CAROME.(カロミー)リキッドアイライナー
ダレノガレ明美さんプロデュースのリキッドアイライナーです。
ブラックを含む全5色展開となっています。
ウォータープルーフで落ちにくいことが1番の特徴です。
こすってもにじまず、発色も鮮やかなのでこの1本でアイメイクが映えること間違いなしです。
LUNASOL(ルナソル)ニュアンスシェイプライナーEX
ルナソルからは、さりげなくも印象的な目元を作れるアイライナー。全2色展開です。
ウォームカラーで温かみをもたせつつ存在感をしっかりと出してくれるので、ほどよい抜け感を演出します。
フェルトタイプのペン先が、太さを自由に描くことができ好みのアイラインに仕上げてくれます。
描きやすく発色もいいのにお湯で落としやすく、クレンジングでも残りがちな際どい場所に描くアイラインもきれいに落とせるのが嬉しいポイントです。
Dior(ディオール)ショウ オンステージ ライナー
Diorからは全9色展開のアイライナーが登場しています。
定番のブラックから今人気のブラウン、そしてポイントメイクとして目元を際立たせてくれるピンクやグリーンなどカラーバリエーションが豊富なのが特徴です。
発色がよく、キリッとした印象を与えてくれます。
そして、筆先が細く、インラインも引きやすいです。
速乾性や崩れにくさもバッチリで続けて使いたいという声もありました。
まとめ
いかがでしょうか。
「リキッドアイライナー=時代遅れ」というのは違って、トレンドとなっているメイクの仕方や色を押さえれば、自然な抜け感のある今どきのアイメイクができるということがわかりましたね。
リキッドアイライナーは今も続々と新作が出ています。
カラーバリエーションがブラックのみではなくブラウンやグレーなど、肌の色やファッションに合わせて増えてきているので、自分の好みの色を見つけてくださいね。