あなたは、こんな経験をしたことはありませんか?
ジェルネイルやセルフネイルをオフしただけなのに、爪が白く線のような模様が見える
手荒れして逆向している甘皮のように爪が荒れている
除光液などでネイルをオフしてデザインを新調しようとしたとき、爪がこのようになっていませんか?
そしてそれを、「仕方ない」で済ましていませんか?
今回は、
- 爪がカサカサになる理由
- 爪の保湿はマスト
- 手先は毎日チェックすべし
についてお伝えしていきます。
爪はなぜカサカサになるの?
爪にうるおいが足りないから
爪にうるおいが足りない、これが一番の理由です。
これから示す理由にも繋げられるくらい広く原因となるのがうるおい不足。
空気の乾燥や紫外線
手洗い後の保湿をしていない
洗い物はお湯で素手でしている
爪をいじる癖がある
などの原因があげられます。
環境の要因もありますが、多くは私たちが自主的にしていることです。
このほうが便利だから、楽だから、助かるから、とついしてしまいます。
洗い物は特に、冬場はお湯でないと手がかじかんで家事にならないですよね。
問題なのは、それが終わったあと、なにもケアをしていないことにあります。
水仕事や手洗いをした直後は、水を触っていたせいか何も感じませんが、それを放っておくとそこから水分が抜けてしまいます。
乾燥が進んでしまっているのです。
爪を酷使しているから

普段から、こんなことを無意識のうちにしていませんか?
・爪でカリカリとシールを剥がす
・パソコンのキーボードを爪で叩く
・ピアノの鍵盤を爪で叩く
・机などをトントンと爪で叩く癖がある
・指先には力が入ってしまいやすい
これらに当てはまる人は、爪を必要以上に酷使してダメージを与えてしまっているかもしれません。

私もパソコンを使うことは多く、気持ちよさに任せて軽快にEnterキーやSpaceキーを押してしまうときがあります。
デスクワークをしているとやりたくなってしまうときありますよね。
たまにならばまだしも、それが癖となっている人は要注意です。
さらに指の腹ではなく、指先で、爪の先端を使うことが多い人はなおさら。
爪が伸びていて、常にパチパチと爪をキーボードに当てながらデスクワークをしている人にも同じことが言えます。
爪は皮膚よりは硬いですが、どんな刺激にも耐えられるほど万能にはできていません。
消毒液のダメージ


今のご時世、消毒液は私たちの生活に欠かせないものとなりました。
しかし、この消毒液は除菌・殺菌目的で使われているもので、手荒れを起こしやすいです。
爪も皮膚も同じタンパク質で出来ているので、硬さは違えどダメージは受けています。
こまめに手を洗い消毒することが優先されるが故に、保湿を怠ってしまいがちになったことも事実です。
ハンドクリームを塗っても、またすぐに店舗に入る前に消毒をしなければいけないし、とかばんの中にしまっていませんか?
持ち歩いてもつけないからと、かばんの中に入れることすらやめていませんか?
こうなると、どんどん消毒液に爪がさらされていく時間が増えます。
さらに乾燥したな、と感じる瞬間が増えます。
爪の保湿はマスト
ハンドクリームは欠かさす毎日


ハンドクリームで手の保湿をする延長で、指先にも塗り拡げましょう。
そのときに、爪にもハンドクリームを広げてマッサージしていくと良いです。
ハンドクリームは手全体につけて伸ばすことで保湿やダメージ修復を進めるなどの効果を持っています。
ネイルオイルも配合されていたり、指先の補修に特化した商品もあるくらいなので、ハンドクリーム塗ると塗らないだけでも大きな差が出てきます。
白い線が出るほど乾燥が気になっているのであれば、入念に刷り込むようにハンドクリームを塗ってもいいですね。
しばらく続けていると癖になってくるので、指先・爪の塗り方が定着するまで続けられるとそれ以降も安定してハンドケアができます。
ハンドクリームの塗り方やタイミングについてはこちらの記事を参考にしてみてください。


プラスでネイルオイルも
普段使っているハンドクリームにくわえて、ネイルオイルを使用するとさらに良いです。
ハンドクリームの多くは手の保水・保湿をメインとしています。
しかし、保水した水分を閉じ込める働きはなく、そのままにしておくと水分が逃げてしまいます。
そのため、ハンドクリームを塗っただけでは効果が思ったように得られないこともあります。
ネイルオイルは、油分を多く含んでいるので、保湿後の水分を閉じ込めてくれる働きがあります。
ネイルケアの仕上げに、これまでに蓄えた水分を逃さないようにすることは大切です。
ハンドクリームを塗った後にネイルオイルを塗っておくと爪の保護ができて◎。
ハンドクリームのベタつきが気になるときは、少し時間を置いて塗るなど工夫してもいいですね。
ベースコートを塗っておくと◎


ハンドケアが終わったら、ベースコートを塗っておくのも方法のひとつです。
ダメージが大きいときは、ダメージを修復することを最優先にするべきですが、これ以上の刺激やダメージから守るにはベースコートを塗っておくことも役に立ちます。
ベースコートの効果
- ネイルやストーンを密着させやすくしてくれる
- マニキュアが爪へ色素沈着するのを防ぐ
- 爪の凹凸を少なくしてくれる
- 爪を紫外線のダメージから守ってくれる
- 爪を衝撃や刺激から守ってくれる
- 弱くなった爪を補強してくれる
- 栄養や美容成分を与えてくれる(配合の記載があるもの)
このように、見た目から内側まで様々な効果があります。
ハンドクリーム+ネイルオイルできれいになった爪をさらにキレイに出来るアイテムなので、早速使ってみましょう。
手先は毎日チェック
爪、伸ばしすぎてない?


あなたの爪は、どのくらい伸びていますか?
おしゃれで伸ばしている方もいらっしゃいますよね。
ネイルをするときは、ある程度爪が長いほうがデザインも映えるので、長さを付け足してネイルをしている方も多いのではないでしょうか。
伸ばしていてもこまめにネイルサロンに通ったり、爪の形を整えたりとお手入れをしている方は長さを一定に保っていますが、伸ばしたままになっている方は注意が必要です。
爪は、伸ばしすぎると床や壁、物など様々なものに当たって衝撃を受けます。
水分を吸収すると多少柔らかくなり、ぐにゃんと曲がったりもします。
爪が長いほど起こりやすく、自爪の部分が長くても起こりやすいのです。
爪は日常生活で使いやすい長さをキープしておくことがベストです。
人によってその長さは違いますが、机や床、パソコンのキーボードに当たってカツカツ言わない程度をおすすめします。
爪への衝撃も抑えられてデスクワークがしやすくなります。
二枚爪になってない?
二枚爪は爪の先によく見られます。
爪を切った後や、欠けた後に爪が上下2層にわかれてしまうことを指します。
デスクワークやピアノなど、手先を多く使う人に起きやすいとされています。
爪を切った後は、爪ヤスリで爪の形を整え、研磨してあげましょう。
剥がれるきっかけとなる甘皮のような爪の取っ掛かりをなくしてあげるだけでも効果はあります。
先ほどもお伝えしたように、ハンドクリームなどで保湿してあげることも大切です。
爪の美容液でいたわる


顔に化粧水を塗るように、爪にも美容液を塗ってあげるのも効果的です。
ネイル美容液は、ネイルのダメージを回復させたいときに使います。
エナメルやジェルを塗らず、爪を休ませたいときに塗ることで、乾燥や外的な刺激から爪を守る働きを持っています。
お休みの日は肌と同様に爪ものびのびと過ごせるようにしたいですよね。
普段メイクにネイルに頑張っているからこそいたわってあげましょう。
ネイル美容液はドラッグストアでも手軽に手に入れられますし、オイルタイプやマニキュアのようなコーティングタイプなどいくつかあります。
まとめ
今回は、ネイルオフしたときの白い線、乾燥について原因とピカピカな爪になれるためにはどうしたらよいか、をお伝えしました。
いかがでしたか?
爪の白い線は多くの場合が乾燥でしたね。
その他にも、爪を知らず識らずの間に酷使していることも原因のひとつでした。
ハンドクリームはもちろん、ネイルオイルや美容液も使ってきれいな爪でまたネイルを楽しんでください!
オフしたときもきれいな爪を保てている方が、きっと心も踊っているはず。
ぜひこの機会にハンドケアを振り返ってみましょう。