日焼け止めSPF50を毎日使うのは肌に負担?肌に優しい使い方とは

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日焼け止めはSPF50でしょ!

できるだけ紫外線を防ぐためには、SPFやPAが高いほうがいいと思いますよね。

私も毎日SPF50を使い続けているひとりです。

ですが、SPF50の日焼け止めは、肌に負担がかかるともいわれています。

肌にとって優しい使い方は、どの使い方が良いのでしょうか。

今回は、

  • 日焼け止めのSPF50が持つ効果
  • 日焼け止めを毎日使うと肌に負担がかかる理由
  • 肌に優しい日焼け止めの使い方

についてお伝えします。

目次

日焼け止めのSPF50が持つ効果

日焼け止めに表示されているSPFは、日焼けを防ぐ指数ではありません。

SPFは、日焼けを伸ばすまでの時間を数値化したもの。

数字が大きければ効果は高いですが、汗や摩擦で落ちやすいです。

SPF50でも、定期的に塗り直しをすることで効果を一定に保てます。

SPF50は日焼けまでの時間を伸ばす数字

SPFとは、Sun Protection Factorの略で、紫外線の中でもB波と呼ばれるUVBにかかわる数値です。

SPFは、日焼けまでの時間を伸ばす数字。
UVBは、日焼けの赤みや小麦色の肌を作り出す原因となる紫外線。

数字が高いほど、UVBを防ぐ効果は高くなります。

しかし、数字が高ければ完全にUVBをカットしてくれるというわけではありません

SPFはあくまでも、UVBが肌に到達して皮ふに変化をもたらすまでの時間を長くするだけ。

日焼け直後の赤みを抑え、時間の経過とともに変化する肌の色がゆっくりになるという効果を持ちます。

赤みが抑えられれば肌に与える紫外線のダメージを少なくできるので、肌への負担が軽減できるというわけです。

肌への到達時間を伸ばす効果が高いほどSPFの数字が大きく表示されています。

日焼け止めはどのくらいもつ?

日焼け止めは、一度塗るとどのくらい効果を持っているのでしょうか。

答えは、2~3時間です。

短いと思いましたよね?

これは、日焼け止めがはがれ落ちてしまうからです。

一度塗ってそのまま落ちることなくいれば、SPF50ならば8時間ほどは持ちます。

しかし私たちは知らずに顔や体を触っています。

服による摩擦で服に日焼け止めがついていることも。

肌に塗ったはずの日焼け止めは、いつのまにか薄くなっているのです。

一度塗った日焼け止めが薄くなるまでの目安が2~3時間ということ。

夏は汗で流れてしまうので、2時間が限界だと思って良いでしょう。

SPF50は塗り直さなくて良い!?

SPF50 は強い日焼け止め効果を持っているので、塗り直さなくて良いのでは?と思いがちですよね。

ですが、SPF50 でも日焼け止めは塗り直す必要があります。

先ほど言ったように、日焼け止めは摩擦によってはがれ落ちてしまうからです。

日焼けをしたくないのであれば、外にいる時間は日焼け止めを塗り直して過ごすのがマスト。

屋内にいても、再び外に出るときは塗り直してから外出するようにしましょう。

SPFの数字にかかわらず、日焼け止めは塗り直しが必要です。

SPF50 を使っているから安心、ではありません

SPF50 をこまめに使って、肌を焼かないようにすることを心がけて使ってください。

日焼け止めを毎日使うと肌に負担がかかる理由

SPF50の日焼け止めを毎日使うことは、肌に負担をかけています。

とはいえ、無防備に直射日光を浴びているよりはダメージは少ないです。

毎日使うことはおすすめの使い方ではありますが、SPFは少なくてもOK。

肌への負担をかけている日焼け止めのアレコレを知っておきましょう。

SPFが大きいほど肌への負担は大きい

紫外線の影響を少なくするために日焼け止めを使うのですが、日焼け止めもまた、肌に負担をかけます。

日焼け止めは、紫外線を四六時中あびることで与える、肌へのダメージを減らすために使います。

それでも、紫外線の量が少ないなどで肌へのダメージが少ないときに、強いSPFを使うのは逆効果。

SPFは、数字が大きいほど強い日焼け止め効果を発揮します。

それは、有効成分が多く含まれているからです。

成分は人工的に作られたもの。

かゆみやヒリつきで、長時間使えないこともあるのです。

日焼け防止効果を重視すると、つけた後に乾燥していると感じることがあります。

乾燥やつっぱりは肌へのダメージを全面的に受け止めてしまいます。

結果、肌への負担を大きくしてしまっているかもしれないのです。

日焼け止めを落とすクレンジングのせい

使う日焼け止めだけに気をつけていれば良いのではありません。

日焼け止めを落とすために使うクレンジングにも注意が必要です。

クレンジングは、使うときにくるくると肌をこすることが多いですよね。

そのくるくるがNG。

顔はデリケートです。

必要以上のくるくるは、肌を摩擦で痛めつけているようなもの。

肌トラブルとなる原因なので、必要最低限のくるくるにしましょう。

また、余分な皮脂が取れている可能性もあります。

必要以上に肌の皮脂が取れると、かえってオイリーな肌に近づきます。

クレンジングは、オイルではなくミルクにするなど、肌に優しいクレンジングを使って落としましょう。

毎日使うならSPFは低くてもOK

日焼け止めを毎日使うのであれば、SPFは低くても十分です。

SPF50 を使う場面としては、

  • マリンスポーツ
  • 夏の外出
  • 3時間以上の外出(冬でも)

などがあげられます。

週末や休日のイベントのときはSPF50を使用してしっかり抑えることがおすすめ。

仕事や自宅で過ごす休日は、SPFが低くても十分日焼け止め効果が保てます。

必要以上に強い日焼け止めは、かえって肌の負担です。

過ごす場所や予定に合わせた日焼け止めを塗ることで、肌に負担をかけずに日焼け止めが使えます。

だからといって何も塗らなければ、紫外線はそのまま肌に当たってしまうので、毎日塗ることは大切です。

日焼け止めは毎日必要。SPFはその日の予定に合わせて変えられると良いですね。

肌に優しい日焼け止めの使い方

日焼け止めは毎日使うことが推奨されています。

しかし、ただ使っているだけでは、肌への負担が大きいです。

肌のことも考えた、肌に優しい日焼け止めの使い方を紹介します。

おすすめアイテムも要チェックです!

日焼け止めは毎日使って良い!

日焼け止めは毎日使ってよいです。

というより、毎日使うことをおすすめします。

日焼け止めの効果は、日焼けをするスピードを遅らせること。

日焼けをしないため、ではありません。

肌に届く紫外線の量を少なくさせたり、届くスピードをゆるやかにさせることが目的です。

紫外線は天候にかかわらず毎日降り注いでいます。

そのため、紫外線対策は毎日かかせません

毎日使いにおすすめな日焼け止め

毎日使う日焼け止めとしておすすめなものを紹介します。

エンジェルUVスプレー

SPF35 PA++ の日焼け止めです。

親子で使える、肌にやさしいことが特徴の日焼け止め。

サラッとしたつけ心地なのに肌がしっとりします。

手にとって、肌に伸ばすときのスッと伸びる感じが使いやすいです。

スキンアクア

日焼け止めのプチプラアイテムといえば、スキンアクア

普段目にしていることが多いブランドではないでしょうか。

SPF35もSPF50 もどちらも販売されています。

SPF50を使っても、みずみずしさを保ててパサパサしないのが特徴。

顔にも体にも使えるので、これ1本あればいつでもどこでも日焼け対策ができます。

ジュリーク

ジュリークは、毎日使うことを想定して作られた日焼け止めです。

SPF50 PA++++という高い数字を持っているジュリーク。

化粧下地や乳液としても使えるので、毎日のスキンケアやメイクでも役に立ちます。

日焼け止めと乳液と化粧下地をそれぞれ買うよりも、コスパも良いですよね。

「吸収剤」と「散乱剤」に注意して選ぼう

紫外線対策で重要なのは、紫外線吸収剤紫外線散乱剤という2つの物質です。

それぞれ、紫外線を肌に届かせないようにする物質なのですが、メリットとデメリットがあります。

日焼け止め効果を重視するのか、つけた後の感じ方を重視するのか。

紫外線吸収剤は、肌の表面で紫外線を吸収することで肌へ届く紫外線の量を少なくします。
おもにUVBに効果がある成分です。

紫外線散乱剤は、肌の表面でパウダー状になる成分で紫外線を反射で逃がすという効果を持ちます。
おもにUVAに効果を発揮します。

詳しくはこちらの記事で紹介しているので合わせてチェックしてみてください。

まとめ

日焼け止めは、毎日使うべきアイテムです。

しかし、SPF50を毎日使うと肌に負担をかけてしまいます。

SPFとは、日焼けまでの時間を伸ばす数字であり、完全に日焼けを防いでくれる効果はありません。

そのため、2~3時間ごとに塗り直しが必要です。

日焼け止め効果が高いほど、有効成分が多く含まれており、肌へ負担をかけているのも事実。

日焼け止めを落とすためのクレンジングも、摩擦や皮脂のとりすぎが負担になっています。

大切なのは、目的に合ったSPFを使うこと。

・外出する・しない
・季節や天気

などで適切な日焼け止めを使いましょう

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この記事を書いた人

kanon.のアバター kanon. ブロガー/ライター

HSP持ちの駆け出しの社会人。
「昨日より、すこし幸せになれる明日」をテーマに
自分磨きと自分らしくいられるヒントを発信しています。

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