朝やお風呂での洗顔後、ふと気づいたことがあります。
それは、
洗顔をしたのに、毛穴に白いポツポツが見えている
ということです。
押し出すと止まらない。これって何でしょう。
気になりませんか?
そこで今回は、
- 洗顔後に見える白いポツポツの正体とは
- どうするのが正解?
- これは絶対ダメ!NG行為
についてお伝えします。
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洗顔後に見える白いポツポツの正体とは
ポツポツの正体はやわらかい角質が角栓になったこと

洗顔後に見えるあの白いポツポツは、角栓です。
それも、若くて酸化する前の角質が毛穴につまり、角栓になったものです。
この角質に少量の皮脂が混ざることで、塊となり、毛穴のなかにつまります。
これが空気に触れると、いちご鼻で知られる黒ずみ毛穴になりますが、今はまだ新しく毛穴に詰まっている状態。
柔らかいので、押すと出てきます。
黒ずみ毛穴が取れるような気持ちよさがあるので、つい押してしまいますが、きりの良いところまでやろうとすると終わりませんよね。
無理に角栓を取ろうとすると、肌のターンオーバーが乱れてさらに悪化していきます。
こうした毛穴詰まりがある事自体が、生活習慣の乱れや肌ストレスがあり、ターンオーバーを乱しているという合図。
白いのは粉を拭いていたから

毛穴が黒ずんでいれば詰まっているとわかるけれど、どうして白いのか。
それは、毛穴の中で粉を吹いているから。
特に冬場、乾燥すると肌が白く粉を拭いてきませんか?
手のひらや指の付け根、足のスネにも見られるときがあります。
顔も粉っぽさを感じたり、ツッパリを感じるときもありますよね。
これが毛穴の中でも起こっているのです。
水を吸った角質は膨張します。
おむつや生理用品に使われている吸水性ポリマーのごとく、吸っては膨らむのです。
この流れが洗顔中に起きているので、洗顔後に鏡を見ると、毛穴が広がりって白いものが詰まっていると見えるのです。
ポツポツは取れても明日には復活する

この角栓のつまり、発見したときは「まだ角栓が取り切れていなかったんだ」と思いますよね。
あの手この手で根本から抜ける手段はないかと探し、毛穴ケアをします。
気になるとずっと見てしまう肌のキメや毛穴の広がりですが、毎日押し出して取り除いていると、それだけ肌にダメージが与えられます。
毛穴も周りの肌も無防備になってしまうので、刺激に弱く、肌トラブルのもとになってしまうかもしれません。
どうするのが正解?
毛穴の粉吹きをなくすことが唯一の方法!

毛穴の白いポツポツをなくす唯一の方法は、ズバリ、毛穴の粉吹きをなくすことです。
これに限ります。
毛穴から粉が拭いているのは、毛穴が乾燥しているから。
乾燥によりターンオーバーが崩れ、未熟な角質細胞が毛穴の表面に出てきてしまうと、キレイに剥がれ落ちることが出来ません。
これがメイクや皮脂と相まって角質になります。
オイリー肌でも洗顔後に白いポツポツが見られている人は多いです。
油分を取ることに必死になりすぎて、保湿は二の次になっていませんでしたか?
皮脂を落とすことに焦点を当てて、
・あぶらとり紙の多用
・洗浄力の強い洗顔
・1日複数回の洗顔
をしていると、肌の油分を取りすぎて乾燥していることがあります。
その結果、オイリー肌なのに毛穴のつまりが目立つという悩み起きるのです。

芸能人の毛穴がない理由は、こういうことだったのですね!
どのように乾燥を改善していけばよいのでしょうか。
クレンジングを優しいものに変える
クレンジング、肌への刺激が強いものを使っていませんか?
クレンジングは、
オイル → シート → リキッド → バーム → ジェル → クリーム → ミルク
の順で肌への強さが別れています。
あっさりメイクなのにオイルやシートで落としている、なんてことはありませんか?
シートを使っている人は、ゴシゴシとこすって落としていませんか?
これらによって肌に負担をかけていると、肌のキメが崩れて水分が逃げてしまいます。
乾燥してくると皮脂の分泌も増えてくるので悪循環です。
こちらの記事を参考にクレンジングを使い分けてみてください。


洗顔後の保湿はたっぷりと入念に


洗顔後の保湿はこれでもか、というくらいしてください。



これはもう、大前提です。
いつもの化粧水を2度も3度も染み込ませてOKです。
乾燥している肌に1度だけではむしろ足りないからです。
環境やストレスなど常に変化を余儀なくされている肌ですから、これまで続けてきたスキンケアが必ずしもいいとは限りません。
そのときの悩みに合わせて対処してあげることが大切です。
特に今回は、とことん保湿にこだわったスキンケアをしていきましょう。
これは絶対ダメ!NG行為


毛穴ごっそりに惑わされないで
毛穴詰まりが気になりますが、毛穴がごっそり取れる毛穴ケアはあまりおすすめしません。
白い毛穴つまりは、新しくまだ不完全な角質細胞であることが多いので、ごっそり掃除できたつもりでも取り切れていないこともあります。
無理矢理根こそぎ取ってしまうと、毛穴の中を無防備にしているのと同じです。
毛穴の中の汚れを力づくで取る事自体、負担をかけています。
鼻毛を粘着質なペーストで引っこ抜くようなものです。
あれは相当痛いですし、正常な皮膚や粘膜も剥ぎ取ってしまいます。



想像しただけでも痛いですよね。
鼻の中と外とはいえ、同じようなことをしているのに変わりありません。
すべて取れたように見えて、ダメージがかなりかかっているので、再び皮脂の分泌が盛んになります。
白いポツポツも復活してくることがほとんどです。
スクラブ洗顔も避けてほしい
汚れを吸着してくれて、毛穴汚れまですっきり出来るスクラブは、ザラザラとした粒のさわり心地からもキレイにしてくれる期待が高いですよね。
効果や、後にスクラブがつるつるとしてくることでキレイに出来ていると達成感や安心感を覚える人も多いのではないでしょうか。
毛穴の内部までスクラブが洗い落としてくれる効果があるのは本当です。
今でも多くの商品が出ており、効果を感じている人は大勢います。
一方で、洗い流せていないなどで毛穴にスクラブが残りやすいのも事実です。



きちんと洗い流せば使ってもよいのでは?
確かにそうですが、毎日使うとどこかで毛穴につまってしまうことが考えられます。
洗浄力も重なって、かなり強い洗浄効果をもたらしている場合も。
「洗いすぎ」状態となって肌に負担をかけていることもあるので、週に何度かのペースからはじめてみるとよいですね。
ポツポツを押し出すのはもってのほか


鏡を見て、なんで?と怒りや呆れたような思いで鼻を触ることありませんか?
毛穴ケアを毎日していて気にしているからこそこのような思いを抱いてしまうと思います。
押し出すとき、私たちは指で毛穴の周りをつまむように押しますが、実は結構な圧力がかかっています。
毛穴の中でギュッと押しつぶされそうになった角栓は、それを逃れようとして肌の表面に出てきます。
しかし、すでにかなり角栓の形が変形しているのです。
風船アートの、絞った部分の近くに空気が移動して他のところが膨らむところを見たことがありますか?
毛穴の中でまさにその状態が起きています。
毛穴が広がるのも無理はないですよね。
さらに、手についている雑菌が入りやすくもなってしまいます。
様々なリスクが付いてくるので、無理に押し出してスッキリさせるというやり方は今すぐにやめましょう。
シートで吸着も毛穴を傷めるだけ
シートで吸着するということは、先ほど具体例としてあげた鼻毛を引っこ抜いているのを毛穴で行っているということです。
粘着質な糊は、毛穴だけはなく周りの皮膚にもくっつきます。
時間が経って剥がすときは、優しく剥がしているとは思いますが、それでも正常な肌まで剥がしています。
ごっそり取れて感動出来るかもしれませんが周りもそれなりに傷んでいることをお忘れなく。
特に、赤みが出ているような場合は、かなり負担がかかっていると言えます。
毛穴の周りが炎症を起こしたように赤くなり、そこから雑菌が入ってトラブルになることも十分に考えられます。
保湿ケアがされていなくて乾燥がエスカレートしている場合もあるのです。
わざと肌の代謝を乱しているので、皮脂や角質の分泌も不規則になりすぐに角栓が出来ているといった状況になります。
何度シートで毛穴を取り除いても復活しますし、柔らかい角栓はシートにつかないことも多いです。
複数枚使って取り切れるまで試したり、日を空けずに毎日行うなどは控えましょう。
まとめ
今回は、洗顔後にみられる白いポツポツは何なのか、出来てしまう原因と対策、NG行動についてお伝えしました。
いかがでしたか?
洗顔後の白いアレは、
柔らかい角質が水を吸い、角栓になったもの
白いポツポツを防ぐには、
- 優しいクレンジングを使う
- 保湿も十分すること
これらが有効だとわかりましたね。
- 無理やり押し出す
- シートを使って根こそぎ取る
- スクラブでゴシゴシとこする洗顔
これらはNG行動です。
良かれとおもってしていたことありませんでしたか?
この機会に見直して、毛穴レス肌を一緒に目指していきましょう。