あぶらとり紙に馴染みのない方、増えてきていますよね。
ドラッグストアでも陳列してあるのに気づかず通り過ぎてしまうこともあります。
探しているときに限って見つからないことも多いです。
お肌にあまりよくないという噂も目にすることがあり、メイクポーチに入っていない人もいます。
しかし、急に使いたくなるのがあぶらとり紙です。
持っていないとき、同じような効果を持つものはないかとメイクポーチを探ったり、周りをぐるっと見回したりしますよね。
そこで今回は、
- あぶらとり紙の代用品は何がある?
- メイク直しのときに注意したいこと
についてお伝えしていきます。
あぶらとり紙の代用品は何がある?
紙ナプキン

これは言われなくても想像が出来るのではないでしょうか。
紙ナプキンは、飲食店に行けば必ず置いてあるものですし、テイクアウトでも袋に入れてくれるお店もありますよね。
特にハンバーガーやポテトを購入すると入れてくれています。
なので目的は同じです。
油分を拭うために油を吸いやすい構造になっているのであぶらとり紙として使うことが出来ます。
知識として知らなくても使っている人は多いですし、美容に興味のないお父さんも顔に紙ナプキンを当てている光景をたまに目にします。
年齢や性別問わず「使える」と思えるアイテムですね。
ティッシュ

私たちの手や服についた汚れや、周りの物についた汚れを落とすのにもってこいなティッシュ。
これもあぶらとり紙の代用品として使えます。
油分よりも水分を取る吸収力のほうが優れているので、汗をかいているときや濡れているときに使うとさっぱり出来ます。
拭くときにティッシュの毛羽立った感じが拭いた場所に残ってしまうのが難点ですが、乾いているティッシュは吸収力が抜群なのでサラッとした肌が手に入ります。
手や肌が濡れていなかったり乾燥しているときは、ティッシュは乾燥を進めてしまうので注意が必要です。
スーパーのレジ袋が開かなくなったときのような手指の摩擦のなさを感じることもあるので、気をつけたいですね。
トイレットペーパー

自宅や外出先でトイレに行ったとき、トイレットペーパーでも皮脂を拭き取ることができます。
トイレならば、個室なので他人に見られることなくササッと拭き取ることが出来ますし、パウダールームもあるのでメイク直しも手軽に出来ます。
ペーパーならばトイレに流せるので無駄なゴミが出ることもありません。
何枚もあぶらとり紙を手元に丸めて持っておく後ろめたさもないですし、あぶらとり紙を持ち歩く必要もないので手ぶらでトイレに行けるのも推せるポイントです。
新聞紙

揚げ物をしたとき、油を吸い取らせるために新聞紙を鍋の中に敷いていましたよね。
自分ではしていなくても、ご家庭でお母さんがしていたという方もいるのではないでしょうか。
このような使い方が出来るように、私たちの皮脂も吸収してくれるのです。
使い方は簡単で、好きな大きさに切って気になる場所に当てるだけです。
新聞紙は、毎日取っているご家庭であればすぐ手の届く場所にありますし、ページ数もあるので好きな大きさを何種類も作ることが可能ですね。
今は、新聞を取っていない家庭も多いですが、100均でも陶器を包む紙として袋詰コーナーに常備してあるショップがあります。
週に一度、駅でスポーツ新聞を買うという人もそれを切って使うだけでも十分な量が確保できます。
半紙

半紙は、ザラザラとツルツルの面がわかりやすく、和紙タイプのあぶらとり紙に似ています。
半紙は、1セットで50枚や100枚入りのものが多く、1/4にカットしても200枚、400枚となるのであぶらとり紙を購入するより安価に手に入れて使うことが出来ます。
名刺サイズにカットするとおおよそ8枚は1枚の半紙から取れることになるので、さらに長く使えますね。
レシート

レシートってつるつるしていることが多くて油分なんて吸収しないのでは?
と思いますよね。
ですが、全く吸収しないわけではありません。
インクの付いているところは、拭き取っているときにインクが色移りしてしまう可能性があるので、知らない間に印字されているなんてことが起こり得ます。十分に注意してくださいね。
手の甲

手の甲でも油分は取れます。
自分の体の一部なので、あぶらとり紙を買ったり、紙を切る必要もなくて使い勝手が良いです。
では、なぜ手のひらがいいかと言うと、手のひらよりも使い頻度が低く、雑菌が少ないと言われているから。
また、ものを持っているときでも手の甲は空いていることが多いので、汗を拭うように使いやすいことも理由のひとつです。
ここで注意してほしいのは、あぶらとり紙や代用した物に比べると雑菌が多いことです。
普段からよく使う手なので、雑菌はいます。
手のひらよりは少ないだけで、0ではありません。
清潔感を気にするようであれば、他の代用品を使うか、アルコール消毒をしてから実践してください。
手の甲は肌と同じなので、少なからず油分は持っています。
メイク直しのときに注意したいこと
使うのはテカリが気になる部分だけ

使うのは、テカリや触ってふときになった箇所のみにしましょう。
顔全体や広いエリアを拭き取ってしまうと、ファンデーションやアイシャドウが崩れてしまいます。
またメイクをし直さなければいけなくなるので手間ですよね。
普段からメイクポーチを持ち歩いている人は良いですが、こういうときに限って持ち歩いていないのもあるあるです。
やさしく押さえて取れる分だけで十分
あぶらとり紙と同様に、やさしく押さえて取れる分だけで十分皮脂は取れています。
もう少し取りたくなる気持ちもわかりますが、これ以上は肌に負担がかかってしまいます。
過剰に皮脂が分泌されて再度ベタついてしまうのを防ぐためにも控えましょう。
やさしく押さえることがなぜ大切なのか、肌に負担がかかるのはどうしてか、こちらの記事にて詳しく説明しています。
こちらも読んでみてください。

併せて保湿が出来ると◎

あぶらとり紙や代用品で油分を取り除いただけでは、実は不完全。
油分とともに少なからず水分も吸収されているので、肌は油分を拭き取る前よりも乾燥しています。
肌に取って油分より乾燥のほうが大敵です。
手元や身近に化粧水や保湿できるアイテムがあれば、すぐに保湿をしてください。
さらにさっぱりした肌に仕上がります。
油分の分泌も抑えられて、触り心地のいい肌が長持ちします。
まとめ
今回は、あぶらとり紙を持っていないときに大活躍できる、代用品としておすすめのアイテムを紹介しました。
いかがでしたか?
これは知っている、というものもあれば意外なものもあったのではないでしょうか。
どれも身近にあるもので簡単に手に入るので、ぜひ実践してみてください。
また、使うときはあぶらとり紙と同様にやさしく押さえるだけ、ゴシゴシと拭き取らないことも意識してくださいね。
正しい使い方についても記事を読んで身につけて、きれいな肌になりましょう。