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主婦の方や一人暮らしをされている方は、お米を炊くときにお米を研ぎますよね。
最近は無洗米が出ているので、お米を研がない方もいらっしゃいますが、お米を美味しく食べるためには大切な工程です。
ある日お米を研いでいると、私、気づいたことがありました。
お米を研ぐ方の手がすべすべになっている。…気がする。
米のとぎ汁は肌に良いのかもしれない。
そこから米のとぎ汁に関心を持っていると、米の成分が配合された化粧水があるではないですか。
そこで今回は、
- 米のとぎ汁で得られる効果とは
- 米のとぎ汁で洗顔、やり方は?
- 洗顔するときに気をつけること
についてお伝えします。
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米のとぎ汁で得られる効果とは
米のとぎ汁に含まれている成分

お米を研いだときに流れていくとぎ汁。
要らないものやキレイではないというイメージを持たれていますが、どのような成分が含まれているのでしょうか。
- ビタミンB1:炭水化物をエネルギーに変換し疲労回復を促す・肌や組織を健康に保つ
- ビタミンB2:皮膚・髪・爪などの修復を促進してくれる・ターンオーバーを助ける
- ビタミンB6:健康な肌や髪を作ってくれる・皮膚炎を予防する
- ビタミンE :抗酸化作用で皮膚の老化を防いでくれる
- マグネシウム:血圧の安定化・新陳代謝アップ
- カルシウム:骨を丈夫にするために欠かせない
- 脂質:脂溶性ビタミン(ビタミンA,D,E,K)の吸収を促進
お米も、もともとは種子です。
花や野菜の種と同様に発芽するので、発芽に必要な成分がギュッと詰まっています。
そんな栄養価の高い部分を私たちは食べているのですが、そのまま食べるには渋みやえぐみを感じやすいので、水で軽く洗ってから食べます。
このときに、お米についていたこれらの成分が摩擦や水流などによって米粒から離れていきます。
こうしてできるのが米のとぎ汁です。

環境にもお肌にもいいって最高ですね!
保湿で肌のバリア効果がUP
「米セラミド」という、お米に含まれている成分があるのですが、これが肌の保湿にかかわってくるのです。
セラミドは、美容成分として多くの人に知られています。
化粧水や美容液などにも含まれている成分です。
私たちの肌にもセラミドは常に存在しています。
角質層を満たしてくれている成分なのですが、年々加齢とともに減っていく成分でもあります。
米のとぎ汁にはそのセラミドが「米セラミド」と言う形で含まれているので、角質層に不足しているセラミドを補ってくれます。
角質層が健康的になれば、潤いも保たれ、カサカサが軽減できます。肌トラブルも少なくできるので、メイクも楽しめますね。
ピーリング効果で美白肌へ


米のとぎ汁は白く濁っています。時間が経つと、白く浮遊していたものが沈殿しますよね。
その沈殿する浮遊物には、スクラブのように古い角質や毛穴を掃除してれる効果があったのです。
とぎ汁に出てくる白さは、細かい粒子です。
肌に触れると、不要になった角質だけを洗い流すピーリング効果を発揮します。
垢となった角質だけを洗い流してくれるので、健康は肌に直接刺激を加えることはありませんし、不要なものを長期間肌に置いておくほうが肌にとっては負担です。
生活習慣が乱れがちであったり、新生活で何かとストレスがかかるこの季節には、ターンオーバーが乱れやすいです。
不要なものはすぐに落とすこと、ターンオーバーの妨げになるものをなくしていくのは重要なので、とても助かります。
また、この粒子が毛穴の奥まで入り込むので、毛穴の汚れも洗い流してくれます。
これもピーリング効果によって受けられるメリットのひとつ。
毛穴に関する悩みを抱えている人は多く、嬉しい効果ですね。
肌や粘膜の補修効果で内側からきれいな肌に
ビタミンの中でも、ビタミンB1やビタミンB2、ビタミンB6のビタミンB群は、肌の健康を保つために働いてくれる成分です。
肌の健康を保つために、それぞれが違った働きで全身の調子を整えてくれるからこそ、肌の修復も促進されます。
- ビタミンB1は、肌の健康を保ってくれる成分。不足すると疲れやすくなり、ストレスも感じやすくなります。肌荒れのきっかけになる原因を作らない働きをもっています。肌の修復も行うので、土台から良くしてくれるのです。
- ビタミンB2は、美肌ビタミンとも呼ばれていて、肌を作る栄養素の代謝に関わってきます。これにより、肌のターンオーバーを活発にしていくので、なめらかで健康な肌作りを助けてくれます。
- ビタミンB6は、皮膚炎を予防してくれる効果があります。皮脂の分泌にも関わってくるビタミンなので、ニキビなどの肌荒れに効果のあるビタミンです。
このように、ビタミンB群は肌を内側から補修してターンオーバーを促す効果があります。
米のとぎ汁を使うと、肌に必要な成分が一度に補えます。
化粧水でも同じように成分が含まれていますが、米のとぎ汁はお金がかかりません。



これはとても嬉しいですね!
米のとぎ汁で洗顔、やり方は?
洗顔のやり方


- いつものクレンジング・洗顔をする
いつも通りクレンジングや洗顔をしてもらって構いません。たくさんの泡で顔を包み込むように洗顔すると摩擦が少なく肌に負担のない洗顔が出来ます。 - 米のとぎ汁をお湯で1.5倍にうすめる
米のとぎ汁は、そのままだと濃すぎるので、お湯で薄めます。お米を研ぐときに出てきた量をさらに薄めるので、大量にお米を研ぐ必要もありません。普段どおり研いだあと出てきたとぎ汁で作れるので手軽ですよね。量についてはこのあと詳しくお伝えします。 - うすめたとぎ汁を顔全体にかける
顔全体にしみこませるようにかけていきます。惜しみなく多めに手にとって、顔にかけていきます。このときバシャーンとたらいをひっくり返すような浴び方をすると肌への刺激になるので、手で液をすくって顔にかけてください。ゴシゴシとこすっても肌の負担になるだけなので、これも気をつけてくださいね。
とぎ汁は300mlあれば十分


米のとぎ汁は、300mlほどあれば十分です。
1.5倍希釈なので、米のとぎ汁300mlに対してお湯450mlでうすめます。
出来上がるのは750mlの美容液です。
保存はできて1日です。もちろん冷蔵庫で保存です。
夏場や湿気の多い日はその日だけ使うのが衛生的です。
洗顔するときに気をつけること
最初はパッチテストを忘れずに


初めて使うものなので、パッチテストを必ずするようにしましょう。
自分で作るものなので、無添加でアレルギーなんて起こさないでしょう。
と思っている人も多いと思いますが、自作のものだがらこそ、パッチテストをしてほしいのです。
普段私たちが使っている化粧品は、発売前にアレルギーテストをしていることがほとんどです。
このテストにパスしたものだけが世の中に出ています。
多くのひとに使ってもらっても支障ないと保証されているものなのです。
そのため、普段使っている化粧品をいきなりたっぷり使っても支障が出ることは少ないです。
しかし、自分で作ったものは、希釈の仕方も濃度も様々です。
1.5倍希釈では濃すぎて肌がピリピリするなんてこともありうるのです。
とぎ汁は2回目以降のものを使う
1回目に研いだ米のとぎ汁には、お米についていたホコリや汚れが多く入っています。
肌にも刺激となったり、衛生的にもホコリを肌につけるのは不潔です。



見た目でもホコリが浮いていたら避けたくなりますよね。
空気中の汚れや精米時に入ってしまったもみがらなど肌に当たると肌を傷つけてしまう固形物が入っています。
これではせっかく肌をキレイにしようと使っていても効果を感じられなかったり、使っているときに不快感を感じることがあります。
このような不快感が続けば、使いたくなくなりますよね。
2回目以降であれば、表面についているホコリや汚れが取れているので、米粒から出てきた成分の割合が格段に多くなります。
1~2合と量が少なければ2回目、3合以上洗うときは3回目以降がおすすめです。
しっかり汚れが取れていること&お米の成分が薄くなりすぎないこと
これが用意する米のとぎ汁としてベストな状態です。
成分が薄すぎても効果を感じられないので、できるだけ回数の少ない段階のとぎ汁を使ってください。
必ずうすめて使う


米のとぎ汁は、原液だと使うには濃すぎるのです。
先ほども紹介したように、米のとぎ汁:ぬるま湯は1:1.5で希釈するのがベスト。
希釈するときや使う直前には、下に成分が沈殿していることがあります。軽くかき混ぜて均一にしてから使いましょう。
液を作るとき、計量カップなどに米のとぎ汁を注いでおくと沈殿して上澄みだけを使うなんてことはなくなります。
全量を大きな容器に移すことが出来てムダもなくなるのでおすすめです。
肌はこすらず、かけてあげる
クレンジングや洗顔と同じです。
米のとぎ汁で作った美容液をかけるときも、肌にこすらずかけてあげることを意識しましょう。
ちょっとした摩擦でも、肌にとってはすごくストレスになっています。
米のとぎ汁は、スクラブのような効果もあるとお伝えしました。
こすって、不要な角質以外も取れてしまっては意味がありません。
毛穴も傷つけたくないですよね。
きれいになるためにしていることなので、摩擦は最小限にしてください。
化粧水のように染み込ませてあげるイメージで包み込んあげるとさらに良いです。
まとめ
今回は、米のとぎ汁で洗顔をする方法と注意についてお伝えしました。
普段捨ててしまうものも、自分がきれいになるために使えるのです。
身近なものでできるのはすごく関心も強くなり、試してみよう、と思いますよね。
やってみたいと思ったとき、またこのページに戻ってきてやり方を確認してくださいね。
0円美肌、手に入れましょう!