いきなりですが、こんな経験ありませんか?
アイメイク、朝はバッチリ決まっていたのに気づいたらヨレていた。
アイシャドウがきれいに乗っていたはずなのに、夕方になると二重の線に集まっている。
洗顔や化粧水を正しい手順でやっているのにどうして?と悩んでいる方へ。
今回紹介する方法を試してみてください。
実は意外と手をかけていないことが原因だったのかもしれません。
今回は、
- アイメイクが二重のラインに埋もれるのはどうして?
- アイメイクがヨレないメイク前のひと手間
- メイクヨレ予防におすすめのコスメ
についてお伝えしていきます。
アイメイクが二重ラインに埋もれるのはなぜ?

アイメイクが二重のラインに集まってきてしまう理由は、スキンケアとベースメイクにありました。
それぞれ解説していきます。
スキンケア
スキンケアのなかで原因になっているのは、化粧水が浸透していないことで油分や水分が抑えきれていないことです。
化粧水が浸透していない肌は、乾燥している肌と言えます。
また、水分が取り切れていないことも原因になります。
水分というのは主に汗のことを指します。
夏の暑い日は汗に気をつけて、出来る限り抑えていると思いますが、それ以外の季節では汗をかいているという感覚は感じないことのほうが多いですよね。
しかし、どんな季節でもどんな環境でも、私たちは汗をかきます。
ベタベタにならない、私たちが気にならない程度の少量の汗をかいているのです。それはまぶたも同じ。
この水分を拭き取ってあげなければメイクは浮いてしまうのです。
さらに、ほんのわずかな汗は皮脂と一緒に存在しているので、水性であり油性な状態ができあがります。これによってどんなメイクでも浮いてヨレやすい状態ができてしまうのです。
ベースメイク
もうひとつの大きな原因は、ベースメイクがしっかりとされていないことにあります。
ベースメイクは、メイクの土台を作る大切なメイクです。
毛穴の凹凸やくすみを抑え、余分な皮脂の分泌を抑える働きも持っています。この働きによって肌が均一になめらかに見えるのでファンデーションやチーク、アイシャドウが乗りやすく発色も良くなるのです。
そのため、この土台をしっかり作れていないと、毛穴が開いて水分や皮脂が分泌しやすい状態が作れてしまいます。
結果、朝化粧水を染み込ませて分泌を抑えたはずのまぶたから水分や油分が分泌されてしまい、メイクがヨレてしまうのです。
ベースメイクをしっかりすることで、毛穴のなかにメイクが入ってしまうことを防げるので、皮膚トラブルの予防にもなります。
化粧品で肌が荒れた経験を持つ方は特にベースメイクに重点を置くと今後の肌トラブルが予防できますね。
アイラインがヨレないためのメイク前のひと手間

化粧水やベースメイクで油分をオフ
先ほどの原因に直結する解決方法です。
メイク前に化粧水をしっかりなじませて、肌の乾燥を抑えることで肌の潤いを助け余分な皮脂の分泌を抑えます。
コスメは「水」・「油」・「界面活性剤」が主な成分です。なので、油分がオフできると油性成分の浮きが原因となっているメイクヨレが軽減できます。
化粧水は、じっくりと時間をかけて浸透させていくことで保湿効果が高まります。そのあとの乳液などで水分を閉じ込める油性の層を作ってあげることで水分を閉じ込める膜をつくってあげることで肌の潤いが保たれます。
化粧水からメイクを始めるまでには、5分程度時間を置くとよいでしょう。
アイシャドウベースを使う
アイシャドウベースとは、アイメイクの前にアイホールに使う下地のことを指します。
いわば、アイメイクの化粧下地ですね。
しかし、化粧下地という言葉に比べるとアイシャドウベースと言う言葉はなかなか耳にする機会が少ないです。
実際にも使用せずそのままアイシャドウを乗せている方は多いのではないでしょうか。

実は私もそのひとりです。
ヨレにくく鮮やかな発色は、まさに私たちが求めている理想ですよね。
その理想に近づけるので、使う価値や意味はとてもあると言えます。


リキッド+パウダーのW使い
ベースメイクを持っていなくても、メイクをヨレにくくする方法はあります。
リキッドアイシャドウとパウダーを両方使う方法です。
パウダーのみの場合、パウダーとパウダーの間に分泌された皮脂や汗が入り込み溶けてしまうことで、メイクが皮脂に馴染んでヨレてしまいます。
そのすき間をリキッドアイシャドウで埋めるのです。
カラーも肌に近い色を選ぶことでベースのように見せることもできますし、毛穴に蓋をするというイメージは同じなので、比較的ヨレや埋もれは防げます。
一方で、リキッドアイシャドウクリームアイシャドウもコスメなので、成分はパウダーのアイシャドウと大きく変わりません。
皮脂の分泌量が多かったり汗をたくさんかく、運動や仕事をした方は浮きやすい可能性があるので、それは頭に入れておきましょう。
メイクの終わりにパウダーを乗せる


スキンケアやベースメイクと合わせて行うとさらに効果を感じやすい方法です。
メイクが完成したら、最後にフェイスパウダーを乗せましょう。
フェイスパウダーには、余分に分泌された皮脂を吸収してテカリを抑える効果があります。
方法はとても簡単で、大きめのブラシでササッと顔全体や頬や鼻など気になるところに乗せていきます。
そのときにアイホールにも軽く乗せておくと、メイクが長時間保てて鮮やかなアイシャドウが消えることがなくなるのです。
化粧水後の乳液と同じで、メイクにベールをかけるようなイメージです。
綿棒で皮脂を抑える
まぶたや二重のラインは狭くて小さいので、綿棒がおすすめです。
綿棒は細かなメイクの調節をするアイテムとして使っている人も多いです。
そのため常に手物にあったり、メイクポーチの中にありますよね。
綿棒は軽く潰して平たくします。それを二重のラインにポンポンと当てていくだけです。
このとき、素早くぼかすように当てるのではなく、1、2秒ほど数えてとなりへずらすを繰り返します。
あぶらとり紙で皮脂をオフ
これは応急処置やメイクをしている時間が短時間の場合におすすめの方法です。
私は、アイシャドウベースもリキッドアイシャドウも持っていないので、あぶらとり紙を使っています。
- あぶらとり紙をアイホール全体に重ね、指で全体を覆うように押さえます。
- 5秒ほど数えたら手を離し、目頭や目尻をもう一度軽く押さえます。
(このときは秒数は数えず、軽くポンッと当てるだけです。)
これで完了です。
ヨレ防止に効果的!おすすめコスメ


油分をオフしてくれたり、日中の油分の分泌を抑えてメイクを朝のまま保ってくれるコスメを紹介します。
普段のメイクに+αしてみてください。
excel フィットアイベース
プチプラコスメで多くの人に愛されているブランド、excel(エクセル)のアイシャドウベースです。
なめらかに伸びてくれるので、まぶたを何度もこする必要がなく肌にやさしいのが特徴です。
それでいて発色もいいのでワントーン明るくきれいな目元に仕上がります。
CANMAKE ラスティングマルチアイベース
CANMAKE(キャンメイク)からは、クリームタイプのアイシャドウベースです。
アイメイク全体に使えるので、アイシャドウだけでなく、アイブロウやアイラインのベースとしても使えるマルチなベースメイクコスメです。
こちらも発色の良さが最大の売りで、ワントーンどころではなく、何倍も発色が良くなるクリームです。
&be クリームアイシャドウ
イエベさんを中心に大人気のブランド&be(アンドビー)のクリームアイシャドウです。
まぶたに密着してくれるクリームタイプなので、アイシャドウとしてだけでなく、アイシャドウベースとしても使える2way仕様のアイシャドウです。
このブランドをプロデュースされた河北裕介さんは、ラヴィット(TBS系列 月~金AM8:00~)にてお悩み解決メイク術を紹介するコーナーにも出演されている方です。
知っている方も多いのではないでしょうか。
無印良品 アイカラー クリームタイプ
無印良品からもクリームアイシャドウが出ています。
シンプルな色合いで、ナチュラルメイクにはぴったりですよね。
単色で使ってもよし、他の色と組み合わせてグラデーションをつくるのもよしです。
肌に塗るとサラサラとパウダーを付けているかのような感触になるので、ベタつきがほとんど感じられないのがポイントです。
ADDICTION ザ リキッド アイシャドウ
ADDICTION(アディクション)からはリキッドアイシャドウを紹介します。
数多くのバリエーションとカラー展開でおなじみのADDICTIONは、ラメ入りのリキッドアイシャドウです。
少ない量でもしっかりと発色してくれるのでアイホールが一気にきらめきます。
また、肌に密着してよれにくいので、長時間きらめきを楽しめます。
zeesea 星砂リキッドアイシャドウ
zeesea(ズーシー)からはグリッターアイシャドウを紹介します。
重ね塗りできらめきと発色が一段と輝きながら、zeeseaならではのカラーが肌に馴染みます。
主張しているのに自然な主張になるのがこのアイシャドウの特徴です。
KOSE コスメデコルテ フェイスパウダー
コスメデコルテからは、フェイスパウダーを紹介。
フェイスパウダーを探すと、真っ先に出会うのがコスメデコルテのフェイスパウダーです。
シルクのようななめらかで軽いパウダーは肌に馴染みやすく、メイクの仕上げに自然な風合いを一層だしてくれるパウダーになっています。
ブラシで軽くのせるだけなので、メイクの仕上げやメイク直しにはぜひ使いたいですね。
まとめ
今回は、アイメイクがヨレて二重のラインに埋もれてしまう原因と対策についてお伝えしていきました。
いかがでしたか?
メイクをしている女性ならば1度は経験したことがあるという方が多いですよね。
それなのにあれこれメイクの方法を変えてみてもよくならないので悩んでいるという方も多くいるのではないでしょうか。
メイクの前のひと手間を抜かしている人も実は多いです。
本当にワンクッション挟むだけなので、この方法知らなかった、これで抑えられるんだ、と学んだ方は明日のメイクから実践できます。
この悩みを持っている方たちへ少しでもヒントが渡せて、解決策を見つけることができたら幸いです。