皆さんは、ハンドオイルを知っていますか?
ハンドオイルとは、そのまま手につけるオイルのことです。
髪にオイルを付けるからヘアオイル、というのと同じです。
ハンドクリームは、クリームであるがゆえにベタついてスマホやリモコンに指紋がついてしまいがち。
これを不快に感じる方もあなただけではありません。
そこで今回は、
- ハンドオイルとは何者?
- 効果のあるハンドオイルの塗り方とは
- おすすめハンドオイル5選
についてお伝えします。
ハンドオイルって何者?
ハンドオイルとは、その名の通り、手に塗るオイルのこと。ハンドクリームのオイル版というイメージでOKです。
ハンドクリームと違う点は、ベタつきや広がりです。
ハンドクリームよりベタつかない
オイルはサラサラとしているので、クリーム特有のベタつきはありません。
オイルを塗っても私物にオイルがたくさんついてしまうことや滑って落としてしまうことも少ないので、携帯を触る直前に塗っていてもしっかり携帯を持つことができます。

画面に指紋をスタンプすることが少ないのもいいですよね。
数滴で手全体を包み込む


ハンドオイルは、ハンドクリームよりも遥かに少ない量で手全体を包み込めることも特徴です。
2~3滴を手のひらに落とせば、あとは広げるだけ。
オイルなのでなめらかに広がって手を包み込んでくれます。
ハンドクリームのように、見た目も実際も多く取りすぎている感覚になることはありません。
むしろ本当にこの量で足りるのか、と不安になるくらい少量で足りるのです。
ハンドクリームと同じくらいの量や値段であれば確実にコスパがいい商品と言えます。
馴染みも早く、オイルを塗り広げていくとスッと皮膚のなかに浸透していくのがわかります。
しっかりとオイルで包み込まれている感覚は感じられるので、ハンドケアをしているのにしていないようなつけ心地が、好まれている理由です。
オイルならではの保湿力
保湿力はお墨付きです。
オイルは、ヘアオイルとして髪にも使われているように、髪や皮膚のなかにある水分を閉じ込めてくれる働きを持っています。
原理のおおもとは、水と油が混ざりにくい反発する物質同士であるからです。
これにより、失われる水分を最小限にできて手の潤いが保たれます。
効果のあるハンドオイルの塗り方
①数滴オイルを垂らす


オイルがスポイトで吸い上げられるものであれば、そのスポイトから2~3滴手のひらに垂らします。
ミストタイプであれば手のひらに2~3プッシュもしくは手のひらと手の甲に1プッシュずつシュッとかけましょう。
手に取る量が多い、とオイルのヌルっとした感じが残ったり、衣服に染みて変色の原因になることもあるので注意しましょう。
足りない場合は1滴/1プッシュずつ足していくと良いです。
手の大きさに合わせて自分の適量を見つけましょう。そうすると自分の適量がわかるので、何度も手にオイルを付けなくても良くなります。



オイルを付けた直後は滑りやすくて、キャップが開けられないことありますよね。
②手で薄く広げていく
手に取れたら、両手でオイルを伸ばしていきます。
手全体に均等に広げることを意識して伸ばします。薄くオイルの膜ができているのをイメージすると伸ばす感覚がわかりやすいかと思います。
爪周りや指の関節、付け根にも忘れずに伸ばしていきましょう。
手にとった後に両手の手のひら全体に広げて、手の甲や指などに軽くつけてから伸ばすと全体にオイルが行き渡りやすく、ムラもなくなるのでおすすめです。
ハンドクリームのように手の甲から伸ばしていくのもアリです。
これまでと同じ塗り方で、手全体の塗り残しが少なく出来るので◎!
③ベタつきがなくなったら完了


最後に、手を揉み込むように全体をマッサージしてオイルが手全体に行き渡っていることを確認します。
ここで乾燥が気になる場合はステップ④へ進んでください。
手全体に行き渡り、オイルが浸透すると手がサラッとします。サラッとした手になったらハンドオイルを塗り終わったというサインです。
同時に、保湿されている・ベールに包まれている感覚になります。
④乾燥の気になる場所はもう1滴垂らす
手全体に広がったら終了なのですが、乾燥が特に気になる場所にはもう1滴垂らして染み込ませるとさらに保湿力がアップします。
垂らしたオイルを乾燥が気になる箇所に刷り込ませていきます。
馴染むまで刷り込ませたら終了です。
少し量が多いと感じたら、周りに広げるかティッシュでオフすると良いです。
おすすめハンドオイル5選


SHIRO サボン オイルインハンドスプレー
心地よい香りやシンプルなパッケージで、20代・30代女性から絶大な信頼と人気を博しているSHIRO(シロ)のハンドスプレーです。
シュッと手にかけただけでベタつかず保湿力が持続するので、ハンドクリームのベタつきをどうにかしたいと思っている方にもってこいの商品です。
男性にも好評のテクスチャーで、1日に1回つけるだけでも保湿の効果が感じられる、そんなハンドスプレーになっています。
これを使えば、仕事や勉強もはかどりますね!
P. Shine フレーバーオイルSQ
P. Shine(ピーシャイン)からはこちらのオイルです。
主にネイルオイルとして使いますが、指先のマッサージオイルから派生して手全体で使うことができます。
ネイルオイルとして使うことが多いので、先がハケになっています。そこでこんな使い方を提案します。
先がハケなので、美容液のように垂らして使うのは難しいです。しかし、乾燥していることろや気になるところを狙ってオイルを塗布出来るのがこのタイプの特徴です。
ハンドクリームを使っている方でも、手全体が乾燥しているときと、部分的に気になるところがあるときがありませんか?
部分的に気になるところがあるときにはこのオイルを使えば、わざわざハンドクリームを塗らなくても保湿ケアができます。
さらに、ハンドクリーム特有のベタつきはなく、指や手のひらがつるつるとしてしまうこともないので、スマートフォンやマグカップを持っても滑ることはありません。
香りも複数展開していて、ハンドクリームと併用して使える無香料もあります。
more room マルチオイル
生活雑貨を中心に販売しているmore room(モアルーム)からはマルチオイルを紹介します。
髪にもボディにも、ハンドやネイルにも使える万能なオイルです。
12の植物から採れた保湿成分を配合している、肌への優しさを考えられて作られたオイルです。
香りは、ムスクにもうひとつプラスする形で全3種類となっています。
いずれも心地よい香りで、ルームフレグランスにも使われている香りなので、つけた後もほのかに香る癒やしの香りと言えます。
moment. ハンドトリートメントオイル
「本当に自分が使いたいもの」をコンセプトに作られたブランド、moment.(モーメント)のハンドオイルです。
朝昼晩、一日中どんな時も使えるハンドケア商品を目指して開発され、常に売り切れているくらい人気のハンドケアアイテムです。
仕事や家事をするにあたって、ハンドクリームのベタつきは大敵です。
その悩みをそもそもなかったことに出来るくらい、早く肌の深くまで浸透するテクスチャーにこだわって作られています。
タイプが別れているのはこのハンドオイルの最大の特徴。
日中使うことを考えた「朝昼用」と、就寝前に使うことを考えた「夜用」があります。
乾燥や紫外線などの肌ストレスを少なく出来るよう、手のためを思ったハンドオイルです。
五島椿本舗 ハンドオイル
ヘアオイルで有名な椿オイルを使用したハンドオイルが出ています。
椿から採れる椿オイルは、オレイン酸という成分が多く含まれています。
これは、酸化しにくく保湿力の高い成分です。そして肌に馴染みやすいという特徴も持っています。
髪だけでなく、ボディにも使える椿オイルを手に広げることで、スッと肌に馴染んでベタつかないのにしっかり潤いをもたらしてくれるのです。
乾燥が気になり使い始めると、その保湿力を実際に感じられてから年中使っているというユーザーがいるほどです。
手の乾燥と同じくらい気になるかかとの乾燥にも効果があるオイルなので、手の乾燥には効き目抜群であることがわかりますね。
まとめ
今回は、ハンドオイルについてお伝えしました。
いかがでしたか?
まだ少数にしか知られていないハンドオイルですが、ハンドクリームのベタつきを気にしている方は多いです。
そんな悩める人を身近に見つけたら、ぜひハンドオイルをおすすめしてみてください。
誕生日や記念日が近いのであればプレゼントとしてあげるのもいいですね。
手の乾燥・保湿ケアは通年の悩みであり、大勢の悩みです。
1人でも多くの人が自分にあったハンドケアをみつけられますように。