奥二重さん、二重なのにアイメイクが隠れてしまうことで悩んでいる方は多いですよね。
せっかくメイクしたのに、隠れる上に気づいたらよれていた、とこまめにメイク直しをしなければならないのはさしがに負担です。
メイク直しも少なくメイクが長持ちする方法が知りたい!
そう思うのは当然のことです。
奥二重さんでなくとも、メイクよれを気にして何度もメイク直しをしている人は多いハズ。
長く映えるメイク術を身につけたら無敵だと思うことありませんか?
そこで今回は、
- 奥二重さんがよれやすいワケ
- 長く映えるメイクにはベースメイクが欠かせない
- アイシャドウベースとフェイスパウダー
についてお伝えします。
奥二重さんがよれやすいワケ
奥二重さんの定義とは?

奥二重とは、二重幅が極端に狭く見た目では一重に見えてしまう二重のことを指します。
本来であればアイラインを引くようなところに二重の線がついているために、一重だと思い込んでいる人もいるのだとか。
二重とはいうものの、モデルさんや女優さんのようなぱっちり二重には程遠いと感じてしまうことが多いです。
また、奥二重さんは人によって二重幅が違い、見た目も違います。
- 全体的に細く線が入っている人
- 目尻に狭く線が入っている人
- 角度によっては一重に見えて目つきが怖くなってしまう人
それぞれ特徴は違いますが、どれも奥二重さんなのです。

摩擦でこすれることが多いから

奥二重さんは、まぶたの重なりが多い二重です。
そのため、皮膚と皮膚が重なっている時間や、瞬きのときの摩擦が頻繁に起こります。
まばたきの回数は実に、1日2万回弱!
あなたはどう思いましたか?
思っていたより少ないでしょうか、はたまたものすごく多い回数だったでしょうか。
どちらにせよ、皮膚が重なる回数としては圧倒的に多い回数です。
指を意識してこすらせても2万回は果てしない回数。
指が痛くなってしまうほどですよね。
2万回もまぶたの間でメイク同士が擦れていたら、メイクがよれていくのは想像ができますよね。
マスクをつけて話してもガッツリメイクが着いてしまうのだから、無理はないです。
油分も溜まりやすい

皮膚の重なりが多いということは、油分も重なりやすいということでもあります。
皮膚は乾燥や新陳代謝を繰り返す上で、水分や油分を出して調節しながら健康な状態を保っています。
そのため、まぶたであっても汗や皮脂が分泌されていることに変わりはありません。
また、赤ちゃんの首のように、皮膚の重なりが多いところでは、汚れが溜まりやすいのも特徴です。
ライン状に見える筋にそって汚れが溜まっていきますし、その付近は肌荒れを起こしやすい場所にもなります。
これが、アイメイクがよれてしまう原因です。
長く映えるメイクにはベースメイクが欠かせない
ベースメイクはなぜ大事?

すぐに崩れやすいメイクなら、直しも楽なようにファンデーションやアイシャドウだけにしておけばいいのでは?
ベースメイクはしないほうがお直しも簡単なのでは?
と思ったことありませんか?
ベースメイクはなぜ大事なのか、ここがわかっていなければ、普段なんとなくでベースメイクをしてしまい崩れやすいメイクを土台から作り上げてしまうことになるのです。
ベースメイクが果たす役割として、代表的なものがこちらです。
- 摩擦から守ってくれる
- 紫外線から守る
- 肌をトーンアップさせてくれる
メイクの土台は、家の基礎のようなものです。
基礎がしっかりと組まれていないとぐらついた住宅が完成してしまうように、メイクも崩れやすい穴だらけのメイク担ってしまいます。
最初から崩れやすい土台なんて、作ろうと思っているわけがないですよね?
アイメイクでも同じことがいえます。
ベースをきちんと作ることで摩擦や皮脂に強くなれるのです。
アイメイクはマスクの影響をほとんど受けません。その代わり、紫外線や汗の影響を受けるので乾燥や皮脂の分泌が悩みの種となります。
ベースメイクには、皮脂の分泌を抑える効果のあるものが多く出ているのでぜひ選んで使ってみましょう。
ベースメイクをしていないと…

私も昔は、ベースメイクをせずいきなりファンデーションを寝起きの肌に直塗りしていました。
当然すぐに汗の影響を受けますし、ちょっと触っただけで手についてしまいます。
マスクをする日は、のせたファンデーションはすべてマスクに移っていたほどです。
アイメイクに至っては、ものの半日でアイシャドウが線のようになっているではありませんか。

朝はそんなはずなかったのに、と何度も嘆いた記憶があります。
このように、ベースメイクをする前は、半日でよれるなどメイクが長持ちしない(色が摩擦によってボケてしまう・二重線にアイシャドウが溜まっていく・発色がキレイにならない、など)ことが当たり前でした。
どうにもならない、付き合っていくしかない、とさえ思っていました。
コンシーラーやトーンアップクリームを使うこともしなかったので、気になるところにひたすらファンデーションを重ねて厚化粧です。
肌にもメイクの見た目にも響きますよね。
そもそも肌を均一にしてからファンデーションを塗らなければ、時間の経過とともに厚塗りしたところが浮き彫りになってきます。
アイシャドウも発色にムラがでてきます。
これも、よれている、見た目が思っていた以上に悪かったと感じる原因なのです。
ベースメイクでこんなに変わる


先程紹介したベースメイクの特徴のなかでも、アイメイクのベースメイクでは、まぶたのトーンアップを第一の効果としている商品が多いです。
まぶたがワントーン明るくなる → 均一にアイシャドウパウダーがのる → アイシャドウの色が映える
この効果により、発色がキレイになり、まぶたの凹凸もカバーできるので仕上がりよく時間がたっても美しく見えるのです。



実体験です!
もともと半日も立たずによれてしまうことが悩みでしたが、アイシャドウベースを使うと日中は発色もメイクよれもなく、夕方になると二重のラインにたまりはしますが以前よりは量が減りました。
顔も、スキンケアやトーンアップクリームの使用で肌をキレイに見せることができ、マスクを長時間していても途中でメイク直しをすることなく過ごせています。
ベースメイクにもコツがあり、まぶたやシワのように皮膚の重なりが多いところは他のフラットなところと同じように塗るとかえって線が目立つことがあります。
マットなアイシャドウやクリーム系を使っていると見えやすいです。
アイシャドウベースを塗った後、二重のラインや顔のシワを綿棒でなぞると余分についたベースが落とせて、つけすぎによるメイクの浮きを防げます。
ぜひ実践してみてください。
アイシャドウベースとフェイスパウダー
アイシャドウベース


ネイルのベースコートみたいに、塗っても塗らなくてもアイメイクとして成立するのですが、もちろんアイシャドウベースは使ったほうがいいです。
- 発色がきれいになる
- メイクがよれにくくなる
- 目元のトーンアップができる
などのメリットがあります。
私たちは、スキンケアとして洗顔や化粧水をした後、日焼け止めを顔に塗って、BBクリームやトーンアップクリームと塗りますよね?
それと同じで、アイメイクにもベースを作ることは欠かせないのです。
アイシャドウベースのタイプにはいくつか種類があります。
クリームアイシャドウのようなものや、スティック状でコンシーラーのようなものです。
これは、自分の使いやすいタイプを使えばOKです。
フェイスパウダー


フェイスパウダーは、通常、メイクの最後に頬を中心としてメイクの色味を整えたり、油分の分泌を抑えるために使います。



これ実は、アイメイクでも最後にやっておきたいことではありませんか?
メイク全体の大敵とも言えるのが、浮きや崩れ、ですよね?
メイクが浮いてしまうと不自然に見えたり、頑張ってメイクしていることがひと目でわかってしまいます。
せっかくナチュラルにみえるように工夫したメイクなのに、となってしまうのは避けたいところ。
アイメイクのよれも、頻繁になってしまうとはいえ、避けておきたいところです。
目元は鏡にぐっと近寄らないと確認できない場所でもあるので、メイク直しの回数を減らし、長持ちさせるように工夫を凝らしている人も少なくありません。
普段使っているもので構いません。
パフも同じものを使って大丈夫ですが、ブラシがあるとよりピンポイントでまぶたにパウダーをのせられるので、持っている方は使うとより◎です。
メイク直しに、ファンデーションは持ち歩いていても、フェイスパウダーは持ち歩いていない方もいますよね。
これを機に、フェイスパウダーもメイクポーチのなかに入れてあげてください。
なんなら、フェイスパウダーに選手交代してもいいかもしれないですね。
実際にやってみました!
実際に、アイシャドウベースとフェイスパウダーの2刀流を実践してみました。
すると、アイシャドウベースでは汗ばむ日だと半日程度しか持たなかったアイシャドウも、パウダーを付けることで夕方でも十分キレイに発色してくれてヨレていなかったのです!



これは本当に驚きでした!
ただし、夏本番の汗が流れ落ちる時期は崩れやすいです。
冷房の聞いた部屋でも、じんわりと汗をかいていると皮脂はたまっていくので摩擦と皮脂でアイメイクはよれます。
これも経験談です。
まとめ
今回は、アイメイクが崩れてしまう方にぜひ読んでほしい、ベースメイクがどれほど大切か、についてお伝えしました。
アイメイクが崩れてしまう原因は、摩擦と皮脂でしたね。
ベースメイクをしているとどのようなメリットがあるのか、していないときとどう違うのか、私の実体験も混ぜてみました。
アイシャドウだけでなく、顔のメイクでも起こり得ることです。
ベースメイクは、メイクアップするところすべてに必要だとわかりましたね。
アイメイクは特に悩みの多いところなので、対策はアイメイクに特化してお伝えしています。
ぜひメイクの参考にしてみてください。