6月はジューンブライドと言われる季節。
周りでも、結婚式を挙げる夫婦が多いのではないでしょうか。
必然的に、お呼ばれする機会も増えます。
普段とは違うお呼ばれメイク。
気をつけるポイントや初心者でもできるメイク術、知りたいですよね。
そこで今回は、
- 結婚式のお呼ばれメイクで気をつけたいこと
- 目立ちすぎないのに映えるメイク
- 初心者さんに使ってほしいおすすめコスメ
についてお伝えします。
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結婚式のお呼ばれメイクで気をつけたいこと
新婦より目立たない、は暗黙の了解

ドレスを選ぶときも、ヘアメイクをするときも、大前提としてあるのが「新婦より目立たないこと」です。
わかってはいるけれど、きれいなドレスやメイクをして参列したいのも事実。
同世代が集う友人の結婚式であれば特に出会いを期待する方も少なくないですよね。
「新婦より目立たない」とは、どのようなことを指すのでしょうか。
ここでの結論としては、ベージュメイクを基盤として淡く色を取り入れるメイク、がベストです。
服装で避ける色や持ち物などはわかりますが、メイクは人それぞれの感性があります。
派手なのか、映えているのか、落ち着いているメイクなのか、世代でも、男女でも見え方は違います。
花嫁は、血色や華やかさと透明感を魅せるために白やピンクを使った濃いめのメイクをします。
写真映えや遠くから見ても幸せを感じられるように、という意味もあります。
参列者はあくまでも引き立て役です。
新郎新婦を祝うためにいるので、華やかな場所だからといって同じくらい華やかなメイクをしてしまうと、返ってテーブルのなかで浮いてしまうかもしれません。
メイクの系統はナチュラル系が無難

メイクをするときにハズレがないのがナチュラル系です。
派手すぎないきれいさを出してくれるナチュラルは、どんな服装にも合わせやすく自然なその人らしさが伺えます。
結婚式でも、優しそうな人柄や、朗らかな印象をあたえることができるので、花嫁の華やかさにも馴染むのもポイントのひとつです。
ナチュラル系と言っても、メイクの濃さや色によって、自然に近いかどうかによって、どこを取ってナチュラルというのかは人それぞれです。
先ほどの結論に合わせて、メイクの色にフォーカスして、ベージュメイクを例として見ていきましょう。
ベージュを使うのは、ナチュラル系の基本といってもいいくらい肌に近い色で綺麗さを出していくための重要なカラーです。
そのため、わずかな違いのなかで自分の肌やしたいメイクに合う色を見つけることが重要です。
アイシャドウでもベージュはよく使われる色ですが、結婚式の場合はすこし華やかさも持たせたいですよね。
こうしたときに、どの色をどの程度乗せると自然に見えるのか、といったことも考えてメイクをしなければいけません。
乗せすぎてしまうとそこだけが目立つので、メイクとしてアンバランスな映え方をしてしまいます。

ナチュラルメイクの難しさといえますね。
メイクの方法やコツについては次のセクションで詳しく見ていきましょう。
目立ちすぎないのに映えるメイク
ベースメイクはいつもよりしっかりと


ベースメイクをするときは、普段のメイクで作るベースよりもしっかりと基盤を整えるようにしましょう。
結婚式は、華やかなで明るい場所です。
照明や会場の装飾も白や暖色をメインに使って華やかなを演出しています。
そのため、肌のトーンアップはしておきたいところ。
下地でのトーンアップは、
・コンシーラー
・ファンデーション
・フェイスパウダー
を使って気になるところをカバーし、時間をかけてしっかり肌に固定させましょう。
とは言え、トーンアップに力を入れすぎて厚塗りをするのはNGです。
明るい場所は、肌をきれいに見せてくれるだけではなく、メイクで厚塗りしていることもわかってしまう場所です。
光をうまく取り入れるために押さえておきたいポイントがあります。
ポイントはセミマット肌です。
セミマット肌とは、肌の色が均一でありながらツヤや潤った印象を持った肌のことを言います。
マット肌は、陶器のような滑らかさとサラッとした肌触りを印象付ける肌。
これに潤いを加えることで、みずみずしく若い肌を作るのです。
ベースメイクにこだわり過ぎてしまうと、厚塗り感や作られた感が否めません。
みずみずしさをプラスすることで、肌の潤いを感じる健康的なバランスの取れた肌に見えるようになるのです。
涙に備えて落ちにくいウォータープルーフを使おう


結婚式は涙がつきものです。
友人や兄弟姉妹の結婚式は、子供の頃に参列した親族の結婚式とは違います。
苦楽をともにしてきたこれまでや、友人として築いた絆が深ければ深いほど、自然と涙が出てきますよね。
兄弟姉妹では、成長を感じて感慨深くなることも十分に考えられます。
育った家庭は違うのに、新婦の親への手紙で号泣する人も中にはいらっしゃいます。
ウォータープルーフであれば、安心感で涙もたくさん流せますし、こらえて目を腫らすこともないです。
せっかくのいい思い出なので、感動はその場で友人や家族と共有してくださいね。
また、メイクキープミストを使っておくのも良い予防策です。
水分も大量に流れるとメイクが崩れる原因となりますから、流れるメイクを最小限にするために、メイクキープミストで土台をしっかり作っておくことが重要になります。
アイメイクはベージュ系やブラウン系が◎


ベースメイクが仕上がったら、次はアイメイクをしていきます。
アイメイクは、カラーを使うよりもベージュやブラウン系で落ち着いた目元に仕上げるのがおすすめです。
ほのかにラメがまぶたに載っているようなくらいが、自然に見えます。
アイシャドウはメイクの中でもカラーが豊富です。メイクの中心的なカラーを作るのに重要な役割を果たしますが、ここではあえてその色を出さないでおきます。
ドレスや髪型で華やかさを演出できているので、メイクは雰囲気を醸し出せばOKです。
ドレスとのコーディネートに合わせて目尻に少しピンクを乗せたり、グリーン系でもライトグリーンやイエローグリーンを選ぶなどすると統一感と華やかさを両立できます。
ブラックほど力強くないことが最大のポイントで、確かな力強さや芯を感じながらもやさしさがにじみ出ています。
着飾るだけでなく、セレモニーとして花嫁を祝う気持ちと重なって、もっとやわらかい印象を出してくれるでしょう。
派手すぎない目元を作れるのでぜひ試してみてください。
こちらの記事で、ネイビーマスカラの特集をしています。
見え方やカラーについての紹介、おすすめ商品の紹介をしているのでぜひお立ち寄りください。


チークで大切なのは「血色感と華やかさ」


チークは、普段から血色感を出すために欠かせないアイテムです。
それはお呼ばれメイクでも同じ。
とは言え、遠くから見てもわかるほどピンクやオレンジを使うのはNGです。
舞台メイクではないので、自分で見て発色が確認できるほどで十分。
いつものメイクに少し変化をつけるとするならば、
すこし明るめもしくは濃いめを意識して頬にのせることです。
こうすることで、血色感と華やかさがUPします。
ただ、アイメイクがベージュ系で控えめになっているので、明らかに変化をつける必要はありません。
自分がちょうどいいと思っている濃さ+1~2回ブラシをのせるだけでバッチリです。
チークは、肌と馴染んできれいな発色が見られるのがメイクをした少し後になります。
自宅でメイクをして会場についたら思ったより頬が赤らんでいることも考えられるので、会場に着いてから追いチークをするのも1つの方法ですね。
初心者さんは、ピーチカラーを始めとしたオレンジの混ざっているカラーを使うと濃すぎずとも華やかなになります。
追いチークは初心者さんにはぜひ試してほしい方法です。
会場の雰囲気をみてからメイクをするとさらにキレイにみせることができますよ。
リップは少し淡いくらいがちょうどいい


アイメイクもチークも控えめでありながら華やかな印象を残してきました。
リップも同じように、控えめカラーでありながらも一目引く、印象に残るメイクにしていきます。
そのためには、カラーはベビーピンクやスモーキーピンクなどの発色が落ち着いたカラーを選びます。
ここにグロスを組み合わせて、光を集めてぷっくりとした唇を作り出しましょう。
マットな濃いルージュを選んでしまうと、ルージュの濃さでインパクトを残しやすく、花嫁よりもキリッとしたメイクでかえって目立つ可能性があります。
マットでもスモーキーピンクはグロスを重ねることでくちびるに立体感を作れるので、真っ赤より薄い発色のピンク系を選ぶことをお勧めします。
グロスも、唇の中心に乗せて唇を動かしてなじませると、付きすぎて光がテカリになってしまうことを防げます。
マスクにも付きやすくなって不快感につながるので、最小限に最大限を、を意識して乗せましょう。
お呼ばれメイク初心者さんにおすすめコスメ
マクレール モイストタッチプライマー ピンクベージュ
ツヤは、出しすぎるとテカリに見えてしまうこともあるので、バランスが重要になってきます。
このバランスがいいので、肌も健康的なツヤがあるように見せてくれるのです。
ピンクベージュというカラーもポイントです。
血色感や華やかなは、大きなテーマとして掲げています。これを出すために真っ先に考えてほしいカラーなのです。
ETVOS ミネラルルーセントパウダー
さらに、セミマット肌を仕上げるために必要なのが、パウダーです。
ツヤやテカリを調節するためにも、パウダーを乗せて使う光の量を調節させます。
テカリが見られたときも、パウダーを重ねてオンすれば抑えられますし、わざわざファンデーションを持ち歩かなくてもいいので楽ですよね。
excel スキニーリッチシャドウ ベージュブラウン
アイシャドウは、このような暗すぎないベージュやブラウンを使うと良いです。
肌に近いベージュでのグラデーションは、ヌーディーさも演出できます。
ここに淡くピンクやアプリコット、ライトグリーンなどをのせると、ドレスとも合うメイクに仕上がりますね。
AMUSE ソフトクリームチーク ヌーディッシュコレクション 62 Papaya
パウダーだと、重ねているときは発色が抑え気味なので、うっかり乗せすぎていることも少なくありません。
思ったより発色していて、チークだけが浮いて見えていた経験はありませんか?
クリームチークは、頬や手に取って指でなじませていきます。
ポンポンと好きな範囲に広げていくうちにすっとなじんでくれるのでおすすめです。
Dior アディクトリップ マキシマイザー 001 ピンク
リップやグロスのなかでは、これが一番理想の発色に近いです。
ほんのりピンクはルージュの色を邪魔することなく唇をキレイにみせてくれるアイテム。
グロス1本でもリップメイクとして十分使えます。
食事や時間とともにリップの色がなくなったとしても血色感と華やかさが戻ってくるグロスです。
大切な人へのプレゼントとして購入されることの多いDiorなので、もらっても嬉しいアイテムですよね。
まとめ
結婚式のお呼ばれメイクでは、ベージュやブラウン系をメインで使用するナチュラルメイクが軸となっていましたね。
血色感や華やかさを出すための工夫もお伝えしました。
6月は特に結婚式が多い時期です。
すでに招待状が届いたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
これがあなたの参考となり、大切な人を心から祝えるようお手伝いできたら幸いです。