シャンプーバー、というキーワードを聞いたことがありますか?
シャンプーバーは、こんな方におすすめです。
- 環境に配慮されたものを使いたい
- テレビで見て気になった
- メリット・デメリットが知りたい
- オーガニックなアイテムを使いたい
- コスパがいいものを使いたい
- シャンプーの詰替えは面倒くさい
- 持ち運びが楽なシャンプーを探している
では、シャンプーバーとは、どのようなもので、どのような使い方をするのでしょうか。
また、環境に配慮されている、エシカル、やSDGsにはどのように関わっているのでしょうか。
そんな疑問を解決すべく今回は、
- シャンプーバーってなに?
- シャンプーバーのメリットとデメリット
- シャンプーバーの使い方
についてお伝えします。
シャンプーバーってなに?
シャンプーバーは固形石鹸のシャンプー

シャンプーバーとは、シャンプーとして使える固形石鹸のことです。
バーと聞くと、お酒が飲める場所というイメージが先に出てきますが、
なぜ「シャンプーバー」というのでしょうか。
それは、
1 横棒。また、棒状のもの。特に、高跳びや棒高跳びの横木や、バレエの練習のとき、つかまってからだを支える横木。
2 カウンター形式の洋酒の酒場。転じて、洋酒を飲ませる酒場。
3 レストランなどに設けた小コーナー。「サラダ―」
4 五線譜の小節を区切るための縦線。また、小節。
goo辞書
と、あるように、「バー」には棒状のものという意味が含まれているからなのです。
シャンプーとして使う棒状の石鹸です。
長方形をしているものが多いことからも「バー」という言葉が連想しやすいかと思います。

アイスバーもアイスが棒状になってるものを指すので、つながりやすいですね。
シャンプーバーは環境にやさしいことが話題


今、シャンプーバーが注目されている一番の理由は、環境にやさしいことです。
昨今、エシカルという言葉を聞く機会が多くなりました。
エシカルとは、直訳すると「倫理的な」という意味を持ちます。
自分の損得ではなく、社会や一般的な見方から物事を考えてみる、という思考をすることです。
固形石鹸は使い切りで、詰め替える必要がありません。
包装紙もプラスチックではなく、紙で包んで販売すればプラスチックを全く使っていない製品と販売方法ができるので、環境に配慮されているといえますよね。
成分も天然由来のオーガニックシャンプーなので、人工的に作られた物質を排水しないところも、環境にやさしいと考えられているポイントです。


種類はこれから豊富になる予定


日本で購入できるシャンプーバーはまだ種類がそれほど多くありません。
現に、あなたも、普段使っているシャンプーは液体ですよね。
シャンプーがなくなったらまず詰め替えを探しますよね。
ドラッグストアのシャンプー売り場にはシャンプーバーは陳列されているでしょうか。
あまり意図して見たことがないですよね。
そのため、今取り扱っている店舗や種類は少ないです。
最近話題になってようやく、効果や香りのバリエーションが増えてきました。
通販サイトでは、いくつかの会社や商品を比べて購入できます。
シャンプーバーのメリット
しっかりとした洗浄力


シャンプーバーは、とにかく洗浄力がしっかりあるのが特徴です。
洗浄力は強いと言えます。
髪に数回つけるだけで十分な洗浄力を持つところがポイント。
髪や頭皮の皮脂や汚れをしっかり洗い落としてくれます。
普段液体シャンプーを、何回も手にとっては髪につけて、を繰り返している方いますよね。
毛量が多い方、ヘアアレンジでオイルやスプレーをたくさん使った方、なかなか落ちにくいですよね。


オーガニックなものが多い


シャンプーバーは、手洗い用固形石鹸とは違い、天然成分で作られているものが多いです。
髪に優しい成分を配合して、液体シャンプーと効果があまり変わらないよう工夫されており、髪通りのなめらかな仕上がりにも着目しています。
そのため、植物由来の成分で構成されているヴィーガン仕様の商品があります。
天然成分は、私たちが持っている髪の成分に近く、馴染みも良いです。
科学成分のどうしてもキシんでしまう違和感をなくして、使いやすくしているので、たくさんの人に使われて、注目されているのです。
シャンプーバーの泡立ちはお墨付き


シャンプーバーを軽く濡らして、髪に数回なでるようにつけるだけで、しっかり泡立ちます。
髪を撫でているその瞬間から泡立ってくるので、むしろつけ過ぎると頭が泡まみれになるほど。
種類によって泡立ちも全然違いますが、液体シャンプーの泡立ちはもっとあってもいいのではないか、と思います。
髪の長い女性でも、2~3プッシュくらいで頭皮から毛先まで包み込んでくれる泡立ちが欲しいですよね。
このポイントを、シャンプーバーは解決してくれるのです。
髪に馴染みやすく、すぐに泡立ってくれることで、頭皮も髪もしっかりと洗えている感覚を感じられます。
汚れや皮脂も吸着してくれるので、実際にも毛穴まで洗えていますよ。
シャンプーバーはコスパがいい


シャンプーバーは、コスパもいいのです。
その理由は、シャンプーボトル3回分の成分が入っており、値段は2~3回分程度に抑えられるから。
商品にもよりますが、大体手のひらサイズの大きさであるシャンプーバー。
数回髪をなでるように使うだけで、十分さっぱりできる量になります。
この1つを使い切るためにかかる時間は、毎日使っても、ショートヘアであれば約3ヶ月ほど。
ロングヘアではショートヘアよりは劣りますが、1.5ヶ月ほどは使用できます。
これと比べると、ほぼ倍の期間使うことができるのです。
液体シャンプーは600円~1500円程度の価格なので、3000円程度で期間も倍持つことができるならば、コスパが良くないですか?
シャンプーバーは詰め替えいらず


シャンプーバーは固形石鹸なので、詰め替えが必要ありません。
シャンプーやコンディショナーの詰め替えって、意外と面倒ではないですか?
- 切り口をうまく手でちぎれない。
- 細いボトルの先にうまく詰め替えの口が合わず漏れてしまった。
- 液が入るので時間がかかる。
- 支えていないと倒れてきてしまうので付きっきりだ。
- 詰め替え終わったゴミを捨てることも手間に感じる。
など、思ったより億劫に思えてしまうポイントがたくさんあります。
お風呂に入るタイミングで気づくこともあり、入浴時間が長くなってしまうときもありますよね。
シャンプーバーであれば、その手間はありません。
時間も取らせません。
詰め替えのようにゴミもでないので、お風呂にゴミを置き去りにしてしまうこともありません。



簡単で管理もしやすいのでいいですね。


シャンプーバーは旅行で持ち運びやすい


液体シャンプーは、違うボトルに移し替えたり、ボトルをそのままカバンやスーツケースのなかに入れるので、かなりかさばりました。
さらに、一度開封していると、ポンプを他のモノでプッシュしてしまう可能性もあって、鞄の中が気になってしまいますよね。
漏れていたときは、鞄の中がヌルヌルして気分も下がります。
固形石鹸であれば液体がカバンの中で漏れる心配はなく、他のものに押されてしまうこともありません。
カバンのなかでかさばらないのもメリットです。
シャンプーバーのデメリット
香りが強い


シャンプーバーは、海外では人気ですが日本ではまだ広く知られていません。
そのため、海外で作られたものを輸入していることが多いです。
固形石鹸やバスボムなどを扱うお店の近くを通るだけで、そのお店の商品の香りがしてくきますよね。
百貨店やショッピングモールなどでよくこのような場面に遭遇します。
海外旅行や町中で外国人観光客の方とすれ違ったとき、香水がしっかり香って、思わず顔をしかめてしまったことありませんか。
その土地や家の香りなので、あまり指摘はできませんが、普段嗅ぎ慣れていない香りには驚きますよね。
好きな人にはとことん好きな香りですが、強すぎる香りが苦手な方も多いです。
ふんわりと香るほうが好きな方には、香りが強すぎると感じてしまいます。
敏感肌には強すぎる洗浄力


髪や頭皮についた皮脂をしっかり洗い流すために必要な洗浄力ですが、肌が弱かったり、傷やトラブルを抱えていたりする場合には、控えておいたほうが良いでしょう。
傷やトラブルが起こっている場所にも、健康な肌と同じ負担がかかります。
幼少期の頃、膝を擦りむいた日にお風呂に入ると染みますよね。
それと同じように、成分が表皮だけでなく真皮にも触れてしまうと、肌が過度の刺激として感知してしまうのです。
せっかくトラブルを修復しようと働いている細胞たちもそのダメージを受けてしまいます。
シャンプーバーは髪がキシむことがある


使い始めや、香り、効果によって種類を変えたときに見られやすいです。
使い始めにキシんだと感じた場合には、その他の効果や求める優先順位と比べてみてみましょう。
優先順位が高く、譲りたくない条件の場合は使うのをやめてもいいです。
美容液成分やもちの良さも評価している場合には、1週間や2週間など期間を決めて使ってみるもの1つです。
長時間濡らすと減りが早くなる


長時間濡らした状態で放置すると、減りが早くなります。
これは、固形石鹸あるあるですが、一度水やお湯で濡らすと石鹸特有のぬめりがでますよね。
そのぬめりは、乾燥すればなくなりますが、湿った場所においておくなどして濡れていると、ぬめりと水滴で少しずつ無くなって行きます。
お風呂場の湿気でも十分起こります。
お風呂に入るタイミングで浴室の中に持って入り、入浴後はシャンプーバーも浴室の外に出してあげましょう。
しっかり風通しのよいところで乾燥させることで長持ちします。
髪を洗っているときに目をつむっている方いますよね。
目を開けていても上を向いて、目に水や石鹸が入らないようにしている方が多いです。
シャンプーバーにシャワーがあたっていたり、お湯が流れた先にシャンプーバーがあると、成分が流れていってしまいます。
長持ちすることが特徴でもあるシャンプーバーだからといって油断は禁物です。
シャンプーバーの使い方


- 髪をしっかり濡らす(予洗い)
- シャンプーバーを直に髪にあてて数回なでる(2~5回程度)/手になじませてから髪につける
- 指の腹を使って髪と頭皮をマッサージするように洗う
- ぬめりが取れるようにしっかりと洗い流す
↓↓詳しくはこちらの記事に書いています↓↓




まとめ
今回は、シャンプーバーについてお伝えしました。
- どのようなものなのか
- メリット・デメリット
- 使い方
の3つをご紹介しましたね。
シャンプーバーは、シャンプーとして使う固形石鹸のことで、環境に配慮された泡立ちの良いヘアケアアイテムです。
固形石鹸のイメージであるキシむ感じは少なく、洗浄力に優れているのでさっぱりとした洗い心地なのが特徴。
香りがきついことや湿気に弱く、保存方法次第では早くなくなってしまうこともあることがわかりました。
気になった方はぜひ試してみてください。