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日に日に寒くなってくる今日この頃。
空気も乾燥して、ドアノブに触ると”ビリッ”と来る静電気。
わたしも、ここ最近普段のお風呂上がりのルーティーンでは毛先の乾燥や絡まりが抑えきれなくなってきています。
外出後の髪の広がりやごわつきも明らかに感じるようになってきました。
漠然と髪に悪いことは知っていても見て見ぬ振りをしている人も多いはず。
髪をセットしても髪が秒で広がっていたとか、なにかと面倒に感じる静電気。
けれど、ニットやセーターだって着たいし、コートやマフラーでおしゃれも楽しみたい。
なんとか抑える方法はないのだろうか?
そんな悩めるあなたに、静電気が髪に与えるダメージと、静電気を出来る限り抑えられる方法をお伝えしていきます!
冬に気になる静電気はなぜ起こる?
静電気はバランスを崩して転びそうな私たち
そもそも、静電気とは、
プラスもしくはマイナスの電気を帯びている状態
のことを指します。
もともと電気を帯びていないもの同士が衝突することで、どちらかに電子(マイナスの電気)が移動するため、バランスが崩れてしまうのです。
これによって電気を帯びた状態を静電気というのですが、イメージとしては、
デコボコとした地面や小石に躓いて、体がふわっと浮いた時、体のバランスが崩れて転びそうになった時、
手を伸ばしてバランスを取ろうとする
この状態に似ていると言われています。
パチッとした痛みは、うまくバランスが整えられた時
不安定になって帯電していた電気は、双方のあいだでもとに戻ろうとします。
そのほうが、お互い安心できて居心地がいい場所だからです。
戻る時、電気を帯びた状態で再び触れ合い電子が移動します。
この、電子が移動する時に電流が流れるのです。
この電流が私たちの体内に流れることで、あのピリッとした、思わず反射で手を引っ込めてしまう感覚を感じるのです。
躓いて手が地面に着地したときの衝撃のようなもの
と考えると、イメージしやすいかと思います。

コンクリートだったとしても地味に痛いですよね。。。
静電気を帯びやすい組み合わせがある


プラスの電気を帯びやすいもの
髪、ウール、ナイロン、綿、レーヨン、毛皮
マイナスの電気を帯びやすいもの
塩化ビニール、ポリエステル、セロファン、テフロン、アクリル
一例ではありますが、こんなふうに分類されます。
ざっくりとした考え方をすると、
プラスの電気を帯びやすいものとしては動物や植物が関わっている繊維
マイナスの電気を帯びやすいものとしては、化学繊維やプラスチックをイメージするもの
という感覚がわかりやすいのではないでしょうか。
そのため、ワイシャツにノースリーブセーターを重ね着すると、洋服を脱いだ時、バチバチと音を鳴らしなが服同士が離れていくのです。
静電気が髪にどう影響するの?
もともと、静電気が起きやすい条件として乾燥していることがありますが、これだけでも髪の水分を奪いがちなので条件としてはあまり良くないです。
そこに、静電気を帯びたり、放電したりと、電気のぶつかり合いをすることでキューティクルは傷んでいきます。
結果、キューティクルは剥がれやすくなり、剥がれた部分からは、髪内部に蓄えられていたタンパク質が流出してしまいます。
こうなると髪の栄養がとめどなく失われていくので、ダメージが進み、髪が広がる、ごわつく、パサパサするといったトラブルに繋がるのです。
静電気を抑えるにはどうしたらいいの?
お出かけ前のヘアオイル
髪の乾燥や帯電を予防するには、髪にうるおいを与えることがマスト!
ヘアオイルで髪のキューティクルを保護することでうるおいをのキープするだけでなく、静電気によるキューティクル剥がれも予防できます。
朝のセットでヘアミストを併用するとさらに潤いアップ!
こだわりブラシで広がりを抑えよう
ブラシというと、プラスチックを連想して静電気を起こしやすいアイテムなのでは?と思う方もいらっしゃると思います。
わたしも、その1人で、実際使用していたブラシでバチバチと言わせながら髪をといていたこともありました。
ですが、この機会にぜひ!
静電気を抑えるブラシで髪に優しくなりませんか?
髪と同じ、プラスに帯電しやすい素材を使うと髪との間に静電気を起こすことなく髪を梳くことができます。
外出先でも水やハンドクリームでまとまり髪へ
外出をして、コートやマフラーの摩擦によって徐々に静電気が発生すると、知らぬ間に髪が広がっていることも。
トイレに立ち寄って鏡を見た時、なんで?と感じてしまうこともありますよね。
カバンには、ヘアオイルやブラシは入っていないことのほうが多いかと思います。
そこで活用できるのが、水やハンドクリームなのです。
水は、手を濡らして髪を触るだけで広がりを抑えることができます。
知識がなくても無意識にやっている方も多いのではないでしょうか。
ハンドクリームは、手の保湿を目的に作られたものなので、保湿力はバツグン。
さらに、植物性のオイルがふくまれていることもあるため、過度に髪を痛めることなく使用できます。
まとめ
寒さが進むにつれて静電気の存在をより感じることが多くなってきましたが、お出かけ前にひとつ工夫するだけで抑えられることがわかりましたね。
紹介した、ハンドクリームの方法はあくまでも応急処置なので、前もってカバンに準備しておきたいという方は、お試しサイズのヘアミストや髪の広がりを抑えるシートなどを活用するといいですね。
カバンのなかもかさばらず、いつでもきれいな髪でお出かけできます。
ぜひ参考にしてみてください!!